私たちは、日常の中で様々なことを考えて生活しています。
考える力は、自然に身につくことと思われるかもしれませんが、子どもの頃から養い、伸ばすことは、社会に出てからの生きやすさに繋がります。
子どもの考える力は、勉強や遊び、お友達とのコミュニケーションを通して、どんどん育むことができますが、どのようにすれば良いかがわからない方もいるでしょう。
今回は、考える力の必要性や子どもに必要な理由、育て方などについてご紹介します。
考える力の必要性とは?子どもに必要な理由も
子どもの考える力は、2020年度学習指導要領によって重要視されるようになりました。
考える力は、技術革新やIT化が進む社会において必要性が高まっています。
2020年から必修化された小学校のプログラミング教育の目的は、プログラミング的思考という考える力を養うことです。
子どもたちは、学校での授業を学び、覚えるだけではなく、活用して社会に生かすことが必要です。
考える力の必要性は、子どもが主体的に考えることができるようになることで、生きやすくなるということにも繋がるでしょう。
ここからは、考える力が子どもに必要な理由についてご紹介します。
どんなことにも対応できるから
考える力が子どもに必要な理由は、どんなことにも対応できるからです。
考える力があれば、親がいない状況になっても自分で対処することができます。
幼児期であれば、親子で過ごす時間が多いですが、徐々に一緒にいる時間は変化しますので、一人で対応することも必要になります。
小さい頃から自分で考える習慣が身についていれば、どんなことにも対応できます。
- 「お母さんがいないからわからない」
- 「一人じゃできない」
諦めることが当たり前になってしまうといつまで経っても親離れできませんし、一人で考える力も身につきません。
考える力はすぐに身につきませんから、ご家庭内で育む必要もあります。
幼児期から考える力を育むことは、小学校入学後の勉強だけではなく、お友達との関係性においても重要な力になると言えるでしょう。
学習意欲が高まるから
考える力が子どもに必要な理由は、学習意欲が高まるからです。
子どもは、遊びやお友達とのコミュニケーションなどの中で、様々なことを考えて行動します。
どんな遊びをするか、喧嘩したらどうやって仲直りするかなどを自分で考える習慣がつけば、問題が起きた時にも自分で考えて対処できるようになります。
親が考え方を押し付ける、考えるチャンスを奪うなどせず、適切にサポートすることで、子どもは自主的に考えることができるようになります。
ご家庭内で子どもが主体的に考える習慣をつけることが、学習意欲の向上や学力アップにも繋がるでしょう。
子どもの考える力を育てる方法とは
考える力が子どもに必要な理由をご紹介しましたが、ここからはご家庭でできる考える力の育て方をご紹介します。
子どもに考えさせること
考える力の育て方は、子どもに考えさせることが大切です。
子どもは、様々な疑問を抱きやすいので、「どうして?」と親に質問してくることがありますが、すぐに答えないことがポイントです。
考える力を育てるためには、親がすぐに答えを教えずに、一緒に考えることをおすすめします。
辞典や図鑑、読売KODOMO新聞、インターネットなどで、子どもが自分で調べるという習慣をつけることで、自分で情報収集する力が身につきます。
疑問が解決すれば、また新たな疑問も生まれ、子どもの知的好奇心も伸びていきます。
一人で調べることが難しい年齢の場合は、親も一緒に調べて、知識や理解を深めることをおすすめします。
親子で調べて、考えることが、共通の趣味や楽しみになり、親子の絆がより深まるきっかけにもなるでしょう。
好きな遊びを取り入れる
考える力の育て方として、好きな遊びを取り入れることもおすすめです。
子どもは、好きなことには夢中で取り組むことができるので、遊びながら考える力を育むことができます。
- パズル遊び
- ブロック遊び
上記のような遊びでは、組み合わせる、形や色を選ぶなど様々なことを考えるので、思考力を高めることができます。
パズル遊びやブロック遊びでは、手や指を使うので、子どもの脳の発達を促す効果も期待できます。
パズルが完成しない、ブロックが上手く繋がらないなどの場合は、答えやヒントを求めることもあるでしょうが、この場合も一緒に考えて取り組むことをおすすめします。
子どもが頑張った過程を理解し、親が褒めることで自信も身につきます。
親から褒められて自信がつけば、子どもの自己肯定感も高まります。
たとえやり方が間違っていてもお子様が頑張ったという努力を認めることが大切です。
「ここまで頑張ったね!次はどうすれば良いか一緒に考えよう」と親も一緒に楽しむつもりで、子どもが考えることができるようにサポートしましょう。
親子で出かける
考える力の育て方として、親子で出かけることもおすすめです。
考える力は、遊びの中でも育むことができますが、外には様々な刺激があります。
- 「あの鳥の名前はなんだろう」
- 「この虫はどうやったら捕まえることができるかな」
上記のように、天気や野鳥、虫、空気のにおいなどの刺激で、子どもの疑問が増えれば、考える習慣が自然に身につきます。
遊具遊びや砂遊び、水遊びなど外で遊ぶことで、子どもの考える力や感性、心の成長も促しますので、幼児期から旅行へ出かけることもおすすめです。
外遊びや買い物、キャンプなども子どもの五感を刺激して、知的好奇心も育む効果が期待できます。
特に、キャンプは、料理や虫取り、遊び方など様々なことを考えます。
疑問も多く思い浮かぶので、知的好奇心を高める活動としておすすめです。
キャンプ場での喜びや感動などの体験は、子どもにとって良い思い出になり、家族の絆も深めることになるでしょう。
考える力を育てるLITALICOワンダーとは
考える力を育てるおすすめの習い事として、プログラミング教室「LITALICOワンダー」もおすすめです。
プログラミングでは、プログラミング的思考や論理的思考、創造力などを養うことができるので、子どもの考える力を伸ばす方法としておすすめです。
LITALICOワンダーでは、物作りとプログラミングを学ぶことができます。
IT×ものづくり教室【LITALICOワンダー】のロボットコースでは、ブロックを組み立ててロボット製作を行い、マウス操作でプログラミングを行います。
幼稚園年長さんから学べるコースで、ロボット製作の中で機械が動く仕組みについても学ぶことができます。
ロボットコースだけではなく、プログラミングコースもありますので、お子様の興味に合わせて自由に選ぶことができます。
LITALICOワンダーでは無料体験実施中!
【LITALICOワンダー_プログラミング・ロボット教室】では、無料体験会を実施しています。
体験会は、LITALICOワンダーの授業や雰囲気を知りたいお子様や保護者の方におすすめです。
無料体験会は、同時に2名まで可能で、お友達やお兄弟とのご予約ができます。
幼児プログラミングにご興味がある保護者の方は、是非この機会にLITALICOワンダーの体験会へ参加してみませんか。
まとめ
考える力の必要性や子どもに必要な理由、考える力の育て方などについてご紹介しました。
考えることは、子どもにって必要であり、重要なことであることがお分かりいただけたでしょう。
考える力を子どものうちから伸ばしておくことは、子どもの学力アップや学習意欲の向上だけではなく、生きやすさにも繋がります。
自分で考えて主体的に行動できるようになれば、様々な問題にも自分で対処できるようにもなりますから、この機会に考える力を伸ばす方法をご家庭で取り入れてみませんか。
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