小学校でプログラミング教育が開始されたので、習い事のひとつとしてロボットプログラミング教室やプログラミング教室を検討しているという保護者の方が増えています。
ロボットプログラミング教室やプログラミング教室へ通うことで身につくと言われているプログラミング的思考は、子供の将来にも役立つことから今後必要な力になっていくでしょう。
しかし、プログラミングという言葉を耳にしたことがあっても、プログラミング的思考については、実際にどんなことなのかがわからないという方もいるようです。
今回は、プログラミング的思考についてわかりやすくご紹介します。
プログラミング的思考をわかりやすく知りたい!
プログラミング的思考は、簡単に言えば、問題がある時に最適な方法で解決するためにはどのようにすれば良いか考えることです。
例えば、お子様がブロックで家を作りたいと思っている時は、どのブロックを使って、家のどの部分から作ればいいかなどを考えるでしょう。
長いブロックか、短いブロックか、家は土台から作るか、屋根からか、あるいは外壁からにするかなどを頭の中で考えて、最適な手順で家を作ることが、プログラミング的思考なのです。
プログラミング的思考の文部科学省の定義とは
プログラミング教育は、小学校では科目の中で取り入れる形でプログラミング学習を行います。
プログラミング教育の目的であるプログラミング的思考については、文部科学省で以下のように定義しています。
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力が必要になる。「プログラミング的思考」は、急速な技術革新の中でプログラミングや情報技術の在り方がどのように変化していっても、普遍的に求められる力であると考えられる。
文部科学省小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(抜粋あり)
わかりやすく言えば、プログラミング的思考とは、目的達成に向けて必要な手順や物事を自分で分解して組み立てるということです。
プログラミング的思考は、技術が発達していく中で今後ますます必要になる力でもあります。
プログラミング的思考の要素とは
プログラミング的思考の要素は5個です。
抽象化/分解/一般化/組み合わせ/分析(評価)
5個の要素を小学校の算数や理科などの学習の中で取り入れることで、プログラミング的思考は自然に身につくと考えられています。
プログラミング的思考は効率が良くなる
プログラミング的思考は、目標を達成するために向かっていくだけではなく、その中でも効率を重視することがポイントになります。
どのような順番で実行すれば、自分が期待した結果が得られるかについて効率的に考える必要があります。
効率的に問題を解決する方法は、1つではなく、いくつも考えられますから、その中で最適な方法を自分で選択することになります。
プログラミング的思考を身につけることで、効率も良くなるので、子供だけではなく、大人にとっても必要性がある考え方と言えるでしょう。
プログラミング的思考は各教科の学びにも効果的
プログラミング教育が小学校で義務化されましたが、プログラミングという教科があるわけではありません。
各教科の中で活用する形でプログラミング教育は行われます。
プログラミング学習を各教科に活用することでお子様は、わかりやすく、無理なく学習できるので、理解しやすくなります。
また、実際に手を動かしながらプログラミングを行うことで、期待できることもあります。
- プログラミングによって各教科の学びを深めることができる
- プログラミング的思考力を伸ばすことができる
プログラミング的思考の伸ばし方
プログラミング的思考力は、日常の中でも身につけることはできます。
例えば、料理がわかりやすいでしょう。
料理を作る際には、以下の手順が必要になります。
- 何を作るかメニューを決める
- 決めたメニューを作るためにはどんな食材が必要か考える
- どんな手順で料理をするか考える
- 実際に決めた通りに作っていく
- 料理を完成させる
料理を完成させることがゴールになりますが、そのためには様々な手順が必要で、その手順について頭の中で整理することも大切です。
自分が考えた通りに料理を完成させるというこの一連の流れがプログラミング的思考力を養うことになるのです。
実際に料理が完成してから、「時間がかかった」、「もっとおいしくできたのではないか」など改善すべき点も出てくるでしょう。
料理をして終わりではなく、改善する点について考えることで、「次回に生かして、また挑戦する!」という気持ちに繋がります。
料理や買い物などでプログラミング的思考を養うことで、粘り強さや、根気強さ、諦めない力などを伸ばすことにも繋がるでしょう。
プログラミング的思考はロボットプログラミング教室がおすすめ
プログラミング的思考力を養うためには、ロボット作りとプログラミング学習を行う「ロボットプログラミング教室」がおすすめです。
幼児や小学生などのお子様は、実際にブロックで作るロボットがあったほうが、わかりやすいですし、また楽しみながらプログラミング学習を進めることができます。
画面上ではなく、目の前で動くロボットを作って、目に見える形にすることで、よりリアルに実感できます。
プログラミング的思考を養うロボットプログラミング教室は、成長段階である子供の脳の発達にも効果が期待できると言われていますので、おすすめの3社をご紹介します。
プログラミング的思考におすすめ LITALICOワンダー
プログラミング的思考におすすめのLITALICOワンダーは、5歳から学習できるロボットプログラミング教室です。
LITALICOワンダーのロボットクリエイトコースは、年長さんから小学3年生までが対象です。
ロボットは、ブロックを組み立てて製作し、プログラミングはパソコンを使って行います。
操作はマウスを使うので、お子様でもわかりやすいですし、簡単に動かすことができます。
また、LITALICOワンダーは、入学金として初月のみ16,500円(税込)かかります。
コース名 | 料金(税込) |
ロボットクリエイトコース | 90分あたり7,425円 |
オンラインのロボットクリエイトコース | 1回の授業につき5,500円 |
IT×ものづくり教室【LITALICOワンダー】のオンラインのロボットクリエイトコースは、少人数のグループレッスンなので、学びやすく、目も届きやすいという特徴もあります。
無料体験実施中!
どんな授業か知りたいお子様や保護者の方は、無料の体験授業へ参加できます。
LITALICOワンダーのオンラインの雰囲気を味わってみたい方々から好評ですから、この機会に参加してみませんか。
プログラミング的思考におすすめ ロッボクラブ
プログラミング的思考におすすめののロッボクラブは、プログラミングと英語を学ぶことができます。
ロッボクラブは、プログラミングと一緒に英語も習い事のひとつにしたいと考える保護者の方におすすめのロボットプログラミング教室です。
英語の知識がなくても日本語のサポートがありますから、お子様でもわかりやすい学習内容で、安心して学ぶことができます。
英語で学ぶロボット教室「ロッボクラブ」には、海外在住の生徒さんも多いので、無理なく自然に英語力が高まります。
Scratchを使ったプログラミングの他、電子回路設計やアプリ制作も学べます。
プログラミングと英語のレッスンで広い世界と広い視野を得ることができますし、インターナショナルな感覚も身について、将来の可能性も広がるでしょう。
まとめ
プログラミング的思考についてわかりやすくご紹介しましたが、いかがでしたか。
プログラミング的思考は、小学校のプログラミング学習だけではなく、プログラミングゲームやプログラミングおもちゃなどで身につける方法もあります。
プログラミング的思考を身につけることは、子どもの生きやすさにも繋がりますから、ご家庭内でも育むことをおすすめします。
プログラミング的を身につける方法は様々ありますから、この機会にご家庭でのプログラミング学習の環境を整えてみませんか。