小学校や中学校ではプログラミング教育が必修化されました。
しかし、プログラミングを学んでいない保護者の方にとっては、「どうして必修化されたの?」、「子供に必要なの?」など疑問もあるでしょう。
プログラミングに携わる仕事に就かない場合は、不必要だと思われるかもしれませんが、プログラミング学習では、様々な力を身につけることができます。
今回は、プログラミングで身につく力3つや子供向けおすすめのプログラミング教室などをご紹介します。
プログラミングで身につく力3つとは
プログラミング教育は、2020年から小学校で必修化されました。
そして2021年度からは中学校でも必修化されました。
小学校では算数や理科、音楽など科目の中で、中学校では技術の中で実施されています。
プログラミング教育の目的は、難しいコードやプログラミング言語を覚えることではありません。
プログラミング的思考を身につけることが目的です。
プログラミング的思考に関する記事はこちらからどうぞ。
子供の頃からプログラミングを学ぶことで、生きていく上で必要になる力を身につけることができれば、生きやすさにも繋がります。
まずは、プログラミングで身につく力3つについてご紹介します。
論理的思考が身につく
プログラミングで身につく力として、論理的思考があります。
論理的思考とは、物事を順序立てて考えることです。
プログラミングは、エラーが起きると正確に動かすことができません。
正しい順序で、間違えずにプログラミングすることで、コンピュータは、正確に動くことができます。
正確な順序を考えていくことで、お子様でも論理的思考を身につけることができるでしょう。
問題解決能力が身につく
プログラミングで身につく力として、問題解決能力もあります。
プログラミングは、失敗することもあります。
失敗した場合は、原因や対策を考えなければ、正しい処理をすることができません。
どうすればエラーが起きないのかを考えて、対処することが問題解決能力になりますので、失敗を繰り返すことも成功させるための大切な作業と言えるでしょう。
創造力が身につく
プログラミングで身につく力として、創造力もあります。
プログラミングでは、自由な発想で、自分で考えるので、創造力を養うことができます。
創造力は、プログラミングを必要とするゲームクリエータ―やアプリ開発、エンジニアなどクリエイティブな分野においても必要になる力です。
日本では、2030年にIT人材が不足するというデータもあります。
創造力が必要なIT分野においても、プログラミングのスキルを持つ人材の需要は、ますます高まるでしょう。
子供向けおすすめのプログラミング教室
プログラミングは、小学校や中学校だけではなく、プログラミング教室でも学ぶことができます。
全国展開している教室もあれば、オンラインで自宅から受講できる教室もあります。
ここからは、子供向けおすすめのプログラミング教室をご紹介します。
LITALICOワンダー
LITALICOワンダーは、物作りとプログラミングが学べるプログラミング教室です。
【LITALICOワンダー_プログラミング・ロボット教室】のロボットクリエイトコースは、年長さんから小学3年生までが対象で、オンラインにも対応しています。
ブロックを組み立ててロボットを作り、プログラミングはパソコンを使って行います。
パソコン操作ではマウスを使うので、お子様でも簡単に動かすことができます。
LITALICOワンダーでは、入学金として初月のみ16,500円(税込)かかります。
ロボットクリエイトコースは、90分あたり7,425円(税込)です。
オンラインのロボットクリエイトコースは、1回の授業につき5,500円(税込)です。
少人数のグループレッスンなので、学びやすく、目も届きやすいという特徴もあります。
どんな授業か知りたいお子様や保護者の方は、無料の体験授業へ参加できます。
教材が無くても楽しめる内容なので、LITALICOワンダーのオンラインの雰囲気を味わってみたい方は、是非お子様と参加してみませんか。
e-crefus(イークレファス)
e-crefus(イークレファス)は、レゴを使ってロボットを作るので、ロボット遊びが好きなお子様におすすめです。
コースは12種類で、プレゼンテーション能力を身につけるための大会や発表の場が豊富にあります。
また、ロボット技術検定の認定校であり、子供の成長を実感できるプログラミングスクールとしてイード・アワード3部門受賞しております。
更に、【e-crefus】は、オンライン授業も人気です。
e-crefus(イークレファス)のオンラインでは、教室と同じテキストやロボットを使ってプログラミングを学ぶことができます。
質問しやすく、初心者でも学びやすいスタイルですし、教室での授業よりも費用が安いという魅力もあります。
ロッボクラブ
ロッボクラブは、英語とプログラミングを一緒に学ぶことができます。
英語は、外国人講師から学びますが、日本人講師もいますから、英語が未経験のお子様でも安心して授業を受けることができます。
英語で学ぶロボット教室「ロッボクラブ」でかかる料金は以下です。
- 入会金10,000円
- 月額19,800円
ロッボクラブでは、プログラミングだけではなく、ロボット工学や3Dモデリングなど様々なカリキュラムがあります。
Scratchを用いたプログラミングや電子回路設計、アプリ開発などを学ぶことができ、未来のグローバルリーダーの輩出も目指しているプログラミング教室です。
ロッボクラブは、ロボットに関する知識や英語も学ぶことができます。
英語で学ぶロボット教室「ロッボクラブ」は、プログラミングも含めて様々なことを学んで欲しいとお考えの保護者の方におすすめの教室と言えるでしょう。
Code of Genius
Code of Geniusでは、本格的なプログラミングを学びながら、プログラマーになるための知識や技術、思考力などを学ぶことができます。
本格的なプログラミングが学べる!中、高校生向けプログラミングスクール「Code of genius」では、プログラミングの考え方の基本であるScratchから学びます。
そして、JavaCriptのレベル1、レベル2、HTML、マスターコースコースまで順番に進むことができます。
スタンダードコース
Code of Geniusスタンダードコースのオンラインレッスンは、プログラミング初心者向けのコースです。
個別指導型プライベートレッスンで、ご自宅からZOOMを使ってレッスンを行います。
スタンダードコースは、1回2時間のレッスンで4回受講するコースです。
講座料金は、44,000円(税込)です。
マスターコース
Code of Geniusマスターコースは、スタンダードコースを修了していることやタイピングスコア、講師からの推薦などが必要で、選抜メンバーになると進むことができます。
月謝は、週1回の受講で35,200円(税込)です。
キャンプ
Code of Geniusキャンプは、小学校6年生から高校3年生までが対象の春休みプログラミングキャンプです。
東京、オンラインで開催され、プログラミング初心者にもおすすめの内容です。
Code of Geniusのキャンプへの参加費用は、41,800円(税込)です。
Code of Genius (コードオブジーニアス)では、体験会は開催していませんが、キャンプへ参加することで、プログラミング学習の内容がわかるでしょう。
満足度98%のキャンプと言われており、3月18日から4月2日まで計5回開催予定ですので、気になる方は、この機会に是非ご検討ください。
ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーは、小学3年生からのお子様が楽しく学ぶことができます。
ヒューマンアカデミーは、お子様の知的好奇心や思考力を伸ばすためのカリキュラムが豊富にあります。
パソコン初心者のお子様でも安心して取り組めるように、難易度が低い課題からスタートします。
ヒューマンアカデミーオリジナルの教材で、謎解きをしながらプログラミングを学んでいきます。
ヒューマンアカデミーの料金とは
ヒューマンアカデミーでかかる料金は以下です。
- 入会金11,000円(税込)
- 月謝9,900円(税込)
- その他(教材費やバック代など)
ヒューマンアカデミーでは、無料体験会も実施しています。
体験会は以下で受付中です。
札幌校、仙台校、柏校、千葉校、静岡校、浜松校、天王寺校、大阪心斎橋校、高松校、岡山校、熊本校、鹿児島校、那覇校、大宮校、新宿校、銀座校、横浜校、名古屋校、京都校、大阪梅田校、三宮校、広島校、福岡校
受付時間や休校日が異なりますから、事前にご確認ください。
クラスモールキッズ
クラスモールキッズは、5歳から13歳までのお子様がプログラミング学習できる教室です。
クラスモールキッズの最大の特徴は、料金プランです。
クラスモールキッズの料金は、1回単位です。
料金は、1回単位で3,980円(税込)からとわかりやすい料金プランです。
オンラインでの学習なので、全国各地、どこからでも受講することができます。
クラスモールキッズのマインクラフトとは
クラスモールキッズのプログラミングコースは、オリジナル開発のマインクラフトのワールドを舞台にしています。
マインクラフトでは、デジタル世界のサイコロ型ブロックを使って、建物を作る、冒険をするなどを行います。
また、アイテムも使用するので、どのように使えば良いか、どんなことが起きるのか、全てのことを自分で考えながら進めていいきます。
お子様でも楽しみながら学べるワールドですから、ゲームをしているような感覚で、プログラミングの知識を自然に身につけることができるでしょう。
デジタネ
デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)は、マインクラフトやScratch、Roboloxなどを使ってゲーム感覚でプログラミングを学習できます。
デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)のコースは以下です。
- 小学1年生からが対象マイクラッチ、Scratch
- 小学校高学年からが対象Roblox、JavaScript、HTML&CSS
デジタネではネットリテラシーが身につく
デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)の上記コースでは、ネットリテラシーを身につけることもできます。
ネットリテラシーとは、インターネットを使う上で理解しておくべき基礎知識のことです。
自分が知らないうちに犯罪に巻き込まれる、加害者になるなどを防ぐために大切な知識です。
デジタネの料金や特徴
デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)の特徴は、月額料金4,980円(税込)で学び放題ということです。
デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)の年間プランを選んだ場合は、月額料金が3,980円になるので、年間で12,000円お得になります。
デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)では、無料体験ができる期間限定キャンペーンを実施中です。
マイクラッチコースの受講に必要なマインクラフトJava版(本体)の購入代金相当の3,960円が実質無料になるキャンペーンを実施しています。
無料体験があるこの機会に、デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)を体験してみませんか。
まとめ
プログラミングで身につく力や子供向けおすすめのプログラミング教室などをご紹介しました。
ICT教育やプログラミング教育が開始されたので、プログラミングは今後ますます必要な分野になっていきます。
プログラミングで身につく力は、プログラミング教育の中でも学ぶことができますが、より専門性を高めたい場合やステップアップしたい時には、プログラミング教室がおすすめです。
気になるところがあれば、少なくとも2社から3社ほどを比較検討して、お子様が長く、楽しく学ぶことができるプログラミング教室を選びましょう。