地頭のいい子は、頭の回転が速く、想像力やコミュニケーション能力が高いなどの特徴があります。
また、集中力が高く、学習能力が高いという特徴もありますが、地頭力を育み、鍛えるためにはどのような方法があるのかがわからないという方もいるでしょう。
今回は、地頭のいい子の育て方や家庭内で鍛える方法などについてご紹介します。
地頭のいい子はどんな子?頭がいい子との違い
「地頭がいい」と「頭がいい」には、どのような違いがあるのかご存じでしょうか。
「地頭がいい」とは、その人の本来の頭の良さのことです。
「頭がいい」とは、知識が豊富、成績が良いなど総合的に学力が高いということです。
つまり、「地頭のいい子」とは、その子が生まれ持った頭の良さですから、成績の良さとは異なるのです。
地頭のいい子の特徴とは
地頭のいい子と頭のいい子の違いをご紹介しましたが、ここからは、地頭のいい子の特徴をご紹介します。
知的好奇心が旺盛
地頭のいい子の特徴は、知的好奇心が旺盛ということです。
知的好奇心は、物事について知りたいと思う気持ちです。
知的好奇心が旺盛な子どもは、疑問が多いだけではなく、自分で調べる、探すなどの行動を起こすことができるので、様々な知識が増えていきます。
知的好奇心が旺盛な子どもは、学習意欲が高い、主体的に行動できるという特徴があり、柔軟な考え方もできるようになるでしょう。
コミュニケーション能力が高い
地頭のいい子の特徴は、コミュニケーション能力が高いということです。
コミュニケーション能力が高い子どもは、相手の気持ちを理解し、人との関係性を築きやすいという特徴があります。
コミュニケーション能力が高い子どもは、人見知りせず、同年代や大人とでも積極的に関わることができるので、学校だけではなく、社会に出てからも役立つでしょう。
観察力が高い
地頭のいい子の特徴は、観察力が高いことです。
物事を広い視野でみるためには、観察力が欠かせません。
観察力があることで、違和感や変化などに気づきやすくなります。
小さな変化にも気づきやすく、その理由を知るために、調べる、質問するなどの行動も起こすことができます。
観察力と理系脳の関係
また、観察力がある子どもは、物事を客観的に、そして論理的に考えることができます。
数値やデータなどを分析して物事を論理的に考える理系脳には、観察力が欠かせません。
観察力が高く、地頭のいい子は、何か問題が起きた時にも自分で考えるという理系的考え方もできる子どもと言えます。
努力できる
地頭のいい子の特徴は、努力できることです。
努力は、途中で投げ出さず、最後までやり遂げるために必要な力です。
努力できる子どもは、自分で考えて行動し、ゴールにたどり着く力もあります。
やり遂げることは、子どもの自信に繋がり、自己肯定感も高めます。
地頭のいい子は、過去に取り組んだことや挑戦したことを糧にして、活用していくこともできるでしょう。
地頭のいい子に育てたい!家庭内で鍛える方法とは
地頭のいい子の特徴についてご紹介しました。
地頭のいい子は、本来の頭の良さですが、育て方や鍛え方によって地頭がいい子、そして頭のいい子へと導くことができます。
ここからは、地頭のいい子に育てるために、家庭内でできる鍛え方をご紹介します。
考える機会を作る
地頭のいい子に育てるため、家庭内で鍛える方法は、考える機会を作ることです。
地頭のいい子は、疑問や質問が多いので、自分で調べて知識を増やしていきます。
ご家庭内で考える機会を作ることは、子どもの知的好奇心を高めることにも繋がります。
子どもの興味や関心があることに対して、親が質問することで、自分で考える習慣がついていきます。
質問するだけではなく、図鑑や子ども新聞、本などで一緒に調べることで、答えを探す出すことに面白さを感じることができれば、考える力はどんどん伸びていくでしょう。
様々な体験をさせる
地頭のいい子に育てるため、家庭内で鍛える方法は、様々な体験をさせることです。
外遊びや公園、旅、キャンプなど、様々な体験をすることは、子どもの五感を刺激し、興味や関心が増えていきます。
旅育もおすすめ!
特に、旅先では、普段とは異なる環境の中で、様々な体験ができるので、子どもの世界が広がります。
旅先の文化や自然に触れることは、感性を刺激し、柔軟な考え方もできるようになります。
実際に体験することは、子どもの世界観が変化するだけではなく、良い学びの機会にもなるでしょう。
会話する機会を増やす
地頭のいい子に育てるため、家庭内で鍛える方法は、会話する機会を増やすことです。
子どもは、家族やお友達など人と会話することで、語彙力やコミュニケーション能力などを高めていくことができます。
会話は、場数を踏むことで、度胸がつきますから、お友達やご近所さんなど、家族以外の人と関わる機会を作ることも大切です。
会話する機会が増えていくことで、積極的に人と関わることができるようになり、自分の気持ちを臆せずに、伝えることができるようにもなります。
人と会ったら挨拶する、地域のボランティアやイベントなどに参加するなどして、コミュニケーションをとる機会を増やしましょう。
判断する機会を作る
地頭のいい子に育てるため、家庭内で鍛える方法は、判断する機会を作ることです。
判断力がある子どもは、一人で考えて答えを出すことができるので、人の意見に流されることがありません。
物事を正確に把握した上で、正しい判断ができるように、親が決める前に、子どもに質問して選んでもらうことをおすすめします。
着替えの際の服をどれにするか、外食で何を食べるかなど、子ども自身で考えて、判断する機会を作ることで、自分で決める力や思考力も高めることができるでしょう。
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地頭を家庭内で鍛えるゲームとは
地頭のいい子の育て方としてゲームもあります。
語彙力やコミュニケーション能力、考える力などを高めるゲームなどを取り入れることで、遊びながら地頭を育むことができます。
ここからは、地頭を家庭内で鍛えるゲームをご紹介します。
コミュニケーション能力を高める【きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム】
【きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム】は、コミュニケーション能力を高める効果が期待できるカードゲームです。
「好きな色は何?」「1日だけ魔法が使えるとしたら何をする?」など、カードに書かれた質問に答えるだけで、コミュニケーションを体験できます。
ルールは、相手の話を最後まで聞くことなので、子供でも理解しやすい内容です。
人の話を聞ける子だけではなく、自分の気持ちを話せる子になるという効果も期待できます。
きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲームの対象年齢は、6歳からです。
語彙力を高める【ミツカルタ】
【ミツカルタ】は、3つの文字を使って言葉を見つけ、カードを集めるゲームです。
4文字で4ポイント、5文字で5ポイントというように、なるべく多くの文字を使って長い言葉を探しましょう。
最後に残った手札の数が多い人が勝ちになるので、お子様でも理解しやすいゲームです。
スピード勝負で言葉を見つける、子供から大人まで楽しめるゲームなので、お友達やご家族での遊びにおすすめです。
ミツカルタの対象年齢は、6歳からです。
考える力を高める【果樹園ゲーム】
【果樹園ゲーム】は、協力して果物を収穫するという協力型のボードゲームです。
おばさんの果樹園に収穫のお手伝いへ行き、カラスが来る前にみんなで協力して果物を収穫します。
子どもだけでなく、大人も一緒に楽しめるゲームで、ずる賢いカラスから横取りされないように考える力、先読みする力が必要です。
果樹園ゲームの対象年齢は、3歳からです。
まとめ
地頭のいい子の育て方、地頭を家庭内で鍛える方法などについてご紹介しました。
地頭のいい子は、家庭内で鍛えることができるということもお分かりいただけたでしょう。
地頭のいい子に育むための学習サービスやおすすめのゲームもありますので、この機会に、ご家庭内での遊びや学習時間の中に取り入れてみませんか。
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