不登校は、小学校、中学校共に増加傾向にあります。
不登校になると学びの場がなくなりますから、自宅学習をしなければ、学力が低下していく可能性があります。
不登校の生徒が増えているということで、不登校特例校の拡大を政府は目指しています。
不登校特例校は、不登校になっても子供の事情に合わせて学習内容や授業時間を調整できる学校です。
今回は、不登校特例校の特徴や出席扱いになる教材、個別指導などについてご紹介します。
不登校特例校の特徴とは
不登校特例校は、不登校の実態に配慮する学校です。
国の学習指導要領にとらわれずに、教育課程を柔軟に編成できます。
文部科学大臣が指定する正式名は、不登校児童生徒を対象とする特別の教育課程を編成して教育を実施する学校です。
2017年不登校特例校は、努力義務とされていましたが、2022年6月の経済財政運営と改革の基本方針に、特例校設置について初めて明記されました。
ここで、不登校特例校の特徴をご紹介します。
不登校特例校の特徴 転校できる
不登校特例校の特徴として、転校できるということがあります。
不登校特例校は、フリースクールとは異なります。
不登校特例校は、通っている学校から転校することが可能で、本籍校としての扱いになります。
不登校特例校の特徴 卒業資格を得ることができる
不登校特例校の特徴として、卒業資格を得ることができるということがあります。
フリースクールでは、卒業証書や進路関係の書類などを発行してもらえませんが、不登校特例校では、発行してもらうことができます。
不登校特例校の特徴 首都圏に集中している
不登校特例校の特徴として、首都圏に集中しているということがあります。
不登校特例校の数は、「不登校特例校の設置者一覧」から確認することができます。
10都道府県21校（2022年4月）で、その半数が首都圏に集中しています。
首都圏に集中している理由は、財政的な制約と言われています。
不登校特例校がない場合は出席扱いになる教材や個別指導がおすすめ
不登校特例校がお近くにない場合は、自宅学習の教材や個別指導などの利用をおすすめします。
ここからは、不登校でも出席扱いになる教材や個別指導について詳しくご紹介します。
不登校でも出席扱いになるすらら
すららは、小学1年~高校3年生までが対象で、不登校でも出席扱いになるサポートがあります。
すららの利用料金は、毎月支払いコース、継続コースなどがあり、教科数や学年によっても異なります。
すららの入会金は以下です。
- 小中・中高5教科コースは7,700円（税込）
- 小中・中高3教科、小学4教科コース11,000円（税込）
すららの月額料金は選ぶコースによって異なります。
5教科（国語/数学/理科/社会/英語）コースの料金は以下です。
- 毎月支払いコース月額10,978円（税込）
- 4ヵ月継続コース月額10,428円（税込）
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不登校でも出席扱いになるティントル
不登校専門オンライン個別指導ティントルは、学習支援だけではなく、様々なことの力になりたいと考えているスタッフが揃っています。
ティントルの魅力をご紹介します。
- お子様の状況、希望に合わせてコマ数やサポートの有無が自由に選べる
- お子様に合わせた指導内容、配慮など専門のスタッフが講師として指導
- オンラインでも出席扱いになる（学校長の認可が必要）
- 教育カウンセラー1級不登校心理相談士の資格を持ったスタッフが専属の担当スタッフとしてサポート
- 通信制高校の生徒の進学（面接や小論文対策、勉強の仕方、受験の制度についてなど）もサポート
- プログラミングを学ぶことができる
【ティントル 不登校専門オンライン個別指導】は、1コマ30分の授業で、小学生、中学生、高校生の3つのコースがあります。
料金は、選択するコースや講師のランクによって異なります。
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不登校特例校の必要性
不登校特例校についてご紹介しましたが、不登校の生徒数は年々増加傾向にあり、必要性が高まっていると言えます。
長期欠席（年度間に「欠席日数」30日以上）の児童生徒のうち、不登校（長期欠席者のうち病気や経済的理由によるものを除く）の児童生徒数は、196,127人（前年度181,277人）
「令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の課題に関する調査結果の概要」文部科学省/令和3年10月より
不登校が増えた理由として、コロナウイルス感染症もあるようです。
子供たちの不登校の主な原因は、無気力や不安ですが、これはコロナウイルスの拡大が影響したと言われています。
コロナウイルス感染拡大中は、外出自粛や休校などがあり、子供たちの毎日が一変しました。
不登校の小学生、中学生の多くは相談や指導も受けられず、更に孤立感が強くなっていると言われています。
不登校特例校のような不登校の子どもに寄り添う場は、今後ますます必要になるでしょう。
まとめ
不登校特例校の特徴や課題、出席扱いになる教材や個別指導などについてご紹介しました。
お近くに不登校特例校があれば、お子様に合う学習スタイルで無理なく、勉強や通学することができるでしょう。
しかし、遠方にしかない場合は、家庭学習がおすすめです。
ご紹介した教材や個別指導は、全国どこからでも利用することが可能なので、不登校特例校がお近くにない場合は、この機会に是非ご検討ください。
