子どもの集中力は、年齢に応じて長くなっていきますが、ご家庭での生活や食事などで高めていくことはできます。
集中力があれば、小学校入学前に学習習慣を身につけることもできますので、お子様の学力を高める効果も期待できるでしょう。
しかし、子どもの集中力の必要性がわかっていても、どのようにすれば高めることができるのか、わからないという保護者の方もいるでしょう。
今回は、子どもの集中力の高め方についてご紹介します。
子どもの集中力の高め方やポイントとは
子どもの集中力は、年齢によって異なります。
子どもの集中力は、年齢＋1分、又は年齢×1分程度と言われております。
3歳から5歳の子どもの場合は、大体10分が集中できる時間になります。
子どもは、夢中になれるものがある時に集中力が高まりますので、親が集中できるようなきっかけを作ること、サポートすることが大切です。
ここからは、子どもの集中力の高め方やポイントをご紹介します。
集中できる環境を作る
子どもの集中力の高め方として、集中できる環境を作ることをおすすめします。
例えば、リビングには、お菓子やテレビ、パソコン、タブレットなど様々なものがあります。
映像や音楽などは、子どもの気が散る原因になります。
また、子どもの集中力を高めるためには、気になる物を見える所に置かないこともポイントです。
- おもちゃ、ゲーム、漫画など遊びに繋がる物は片づける
- 勉強や読書は、兄弟も一緒に取り組む
- 勉強の際は、必要な物だけを机に置く
上記のように、親が環境を整えて、子どもが集中できる場所を作りましょう。
生活習慣を整える
子どもの集中力の高め方として、生活習慣を整えることも大切です。
睡眠不足や疲れは、集中力を低下させる原因になります。
子どもの夜更かしは、心身の成長にも関わりますので、できるだけ早く対処する必要があります。
規則正しい生活を送ることができれば、昼間に眠気を感じることなく、遊びにも勉強にも集中して取り組むことができるようになるでしょう。
簡単なことから取り入れる
子どもの集中力の高め方として、簡単なことから取り入れることもおすすめです。
積み木やブロック、レゴ遊びなどは、小さなお子様でも簡単に取り組むことができる遊びです。
手先を使うことは脳の発達を促しますし、ブロック遊びをすることで、集中力だけではなく、空間認識能力も養うことができます。
空間認識能力は、物を立体的に捉えることができるようになり、運動機能も高めます。
親子で取り組む
子どもの集中力の高め方として、親子で取り組むことをおすすめします。
幼児期や小学校低学年のお子様の場合は、親や保護者の方が傍にいることで落ち着いて勉強、読書などができるケースが多いようです。
子どもの近くで、洗濯物を畳む、裁縫するなどして過ごしましょう。
時には、一緒に読書する、絵本の読み聞かせをするなどで時間を共有することで、子どもはリラックスしながら、集中力を高めることができるはずです。
時間を設定する
子どもの集中力の高め方として、時間設定もおすすめです。
子どもの集中力は限られています。
「〇時まで！」と時間を決めることで、子どもはどこまで頑張れば良いか、ゴールが分かります。
集中力は続かないので、適度に休憩を入れながら、やる気がある状態を伸ばしていきましょう。
ゲームを取り入れる
子どもの集中力の高め方として、ゲームを取り入れることもおすすめです。
集中力を鍛える効果があるゲームを取り入れることで、楽しみながら、脳を鍛えることもできます。
- 知育玩具
- パズルゲーム
- ジグソーパズル
- ボードゲーム
- プログラミングゲーム
上記のようなゲームは、お子様が集中できるだけではなく、思考力も刺激します。
手先が器用になる、記憶力が高まるなどの効果も期待できるでしょう。
子どもの集中力におすすめの食べ物
子どもの集中力の高め方をご紹介しましたが、食べ物で集中力を高めることもできます。
ここからは、子どもの集中力を高めるおすすめの食べ物をご紹介します。
鉄分
鉄分は、脳に十分な酸素を送るために必要な成分なので、子どもの集中力を高める食べ物としておすすめです。
鉄分を含む食べ物は以下です。
- ひじき
- レバー
- 赤身の魚
- ほうれん草
ブドウ糖
ブドウ糖は、脳の働きに欠かせない栄養素です。
子どもの集中力、やる気の源になるエネルギー源ですから、摂り過ぎに気を付けて摂取しましょう。
ブドウ糖を含む食べ物は以下です。
- パン
- ごはん
- バナナ
- はちみつ
DHA
DHAは、子どもの脳の成長に関わっている栄養素と言われており、記憶力、集中力を高める効果も期待できます。
DHAは、体内に必要な栄養素ですが、食事でしか摂取できないので、適度に摂取しましょう。
DHAを含む食べ物は以下です。
- 青魚
- 鮭
- 鰻
- サバ
朝ごはんは子どもの学力に関係する
子どもの集中力の高め方として、朝ごはんも大切です。
文部科学省の朝ごはんを食べる必要性についての調査では、朝ごはんを食べる子どもの学力が高い傾向にあるということが分かりました。
朝ごはんは、体を目覚めさせるためだけではなく、子どもの集中力、そして学力を高めるためにも必要です。
子どもの体のエネルギー源ですから、毎朝必ず摂取できるように、親が準備することをおすすめします。
子どもの集中力を高めるプログラミング学習とは
子どもの集中力の高め方やおすすめの食べ物などについてご紹介しましたが、集中力は、プログラミング学習で高めることもおすすめです。
プログラミングは、トライ&エラーの繰り返しなので、集中力だけではなく、忍耐力や問題解決力も養うことができます。
LITALICOワンダーは、年長さんから高校生まで対象にしているプログラミング・ロボット教室です。
【LITALICOワンダー_プログラミング・ロボット教室】には、ゲームアンド&プログラミングコースやロボットコース、デジタルファブリケーションコースなどがあります。
発達障害・ADHD・学習障害のお子様にも対応しています。
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LITALICOワンダーのロボットクリエイトコースは、年長さんから小学3年生までが対象です。
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まとめ
子どもの集中力の高め方をご紹介しましたが、いかがでしたか。
集中力は、子どもの頃から高めていくことで、勉強や受験、就職、仕事などあらゆるシチュエーションで役立ちます。
集中力は、褒められることでも伸びていきますので、お子様が目標を達成した時、やり遂げた時などは、たくさん褒めましょう。
親から褒められることは、自己肯定感を高め、子どもの自信にもなります。
子どもの集中力を高めるためには、見守り、促すだけではなく、褒めることもおすすめします。
