想像力と創造力は、同じ読み方ですが、漢字が異なります。
子どもの頃だけではなく、大人になってからも必要になる力ですが、想像力と創造力の違いやどのように育てれば良いのかわからないという方もいるでしょう。
今回は、想像力と創造力の違いや育て方、おすすめの遊びなどについてもご紹介します。
想像力と創造力は
想像力と創造力は、どちらも「そうぞうりょく」と読みます。
読み方は同じで、それぞれの概念は異なりますが、無関係ではありません。
想像力と創造力は、考えるという点は同じです。
想像力とは
想像力は、頭の中でイメージする力です。
「鳥になって空を飛んで○○へ行こう」、「目の前の石を魔法でお菓子に変えよう」など思い浮かべることは、想像力を使います。
架空の物事を思い浮かべることが創造力です。
創造力とは
創造力は、何もない所から考えて作り出す力です。
ゲーム機を段ボールや紙で作ることや絵を描くことなどは、創造力が必要です。
何もない所から自分で考えて、物を作る力なので、クリエイティブな面でも必要になる力です。
想像力と創造力の違い
想像力と創造力の違いは、形にできるかどうかです。
- 想像力は、頭の中で考える力
- 創造力は、自分で考えたこと(想像したこと)を形にする力
つまり、想像力を育むことは、創造力を育むことに繋がります。
そして、創造力を育むからこそ、想像力もどんどん育むことができるのです。
想像力と創造力の育て方とは
想像力と創造力があれば、自分で考えて物事を進めることができます。
様々なことを自分で考える力を身につけることで、環境の変化や困難な状況においても柔軟に対処できる人間になるでしょう。
子どもの頃は、遊びの中で想像力と創造力を育むことができます。
ここからは、想像力と創造力の育て方についてご紹介します。
ごっこ遊び
想像力と創造力の育て方として、ごっこ遊びがあります。
お店屋さんごっこやお医者さんごっこなど、ごっこ遊びでは、自分で考えながら遊びを展開していくので、イメージする力を養うこともできます。
お友達と一緒のごっこ遊びでは、相手の気持ちを想像する必要もあるので、コミュニケーション能力や心の発達を促す効果も期待できるでしょう。
読書
想像力と創造力の育て方として、読書もおすすめです。
読書で様々な本を読むことは、子どもの想像力を育むことに繋がります。
頭の中で物語をイメージすることで想像力が身につきますし、登場人物の感情に触れることで、共感力も身につきます。
読解力や集中力、語彙力を養う効果も期待できますから、絵本の読み聞かせや親子読書もおすすめです。
粘土遊び
想像力と創造力の育て方として、粘土遊びもおすすめです。
粘土遊びは、想像しながら形にしますから、創造力を養うだけではなく、手先が器用になる、集中力を高める、五感を刺激するなどの効果が期待できます。
土遊び・砂遊び
想像力と創造力の育て方として、土遊び・砂遊びもおすすめです。
土遊び・砂遊びでは、土や砂、泥などを使って山やトンネル、食べ物など、様々なことを想像しながら形にします。
自分の創造した物を実際に作ることで、創造力を養うこともできます。
また、土や砂の量や形、大きさなどを考えて遊ぶことで、手先が器用になる、五感を刺激するなどの効果も期待できます。
お絵かき
想像力と創造力の育て方として、お絵かきもおすすめです。
お絵かきでは、何を描こうかと想像しながら進めますから、想像力と創造力を育むことに繋がります。
また、色彩感覚が身につく、手先が器用になる、空間認識能力を高めるなどの効果が期待できます。
折り紙遊び
想像力と創造力の育て方として、折り紙遊びもあります。
折り紙遊びでは、平面的な作品や立体的な作品を自由に作ることができます。
折り方や重ねる位置などを考えるので、想像力と創造力を養うだけではなく、手先が器用になる、空間認識能力を養う効果も期待できます。
ロボットプログラミング
想像力と創造力の育て方として、プログラミングもあります。
ロボットプログラミングは、ブロックや専用パーツを使ってロボットを作り、作ったロボットをプログラミングで動かします。
創造力は、ロボット作りだけではなく、プログラミングを考える際にも養うことができます。
幼児期から遊びの中でプログラミングの考え方を学べるプログラミングおもちゃもありますので、創造力の養い方としておすすめです。
物を作る遊び、作品を作る遊びは、自分で考えて完成させるので、達成感も味わうことができるでしょう。
【グラビティ・メイズ】
【グラビティ・メイズ】は、プログラミング的思考や論理的思考を学べるゲームです。
立体迷路をプログラミングして、球をゴールまで到達させたらクリアです。
ブロックを使い、立体的に考えるゲームなので、子どもの空間認識能力も高めることができるでしょう。
難易度は4段階、全部で40問ありますから、1人でもご家族と一緒にも楽しめる内容です。
【グラビティ・メイズ】は、プログラミング的思考や論理的思考の他、脳トレとしてもご家族皆さまで楽しめるゲームです。
親子料理
想像力と創造力の育て方として、親子料理もおすすめです。
料理では、何を作るか、何が必要か、どのような手順にするかなど、様々なことを想像します。
親子で料理することで、コミュニケーションがとれるだけではなく、子どもの想像力と創造力を養う効果が期待できます。
料理の際の香りや手触り、味、色、音などは、子どもの五感も刺激するので、子どもの脳の活性化にも繋がります。
料理では、様々な準備がありますし、手順も考えながら完成を目指します。
プログラミング的思考に繋がる!
物事を順序立てて考えることは、小学校で必修化されたプログラミング教育のねらいの一つです。
小学校で学ぶプログラミング教育のねらいは、プログラミング的思考、論理的思考など子どもの考える力を伸ばすことです。
試行錯誤しながら自分で問題を解決することは、子どもの学習面だけではなく、将来の選択肢を広げ、生きやすさにも繋がります。
試行錯誤しながら料理を作ることで、問題解決力や集中力、判断力なども養う効果が期待できますから、親子料理の時間を取り入れることもおすすめです。
想像力と創造力の育て方におすすめの【LITALICOワンダー】
【LITALICOワンダー】は、幼稚園年長さんから学べるロボットプログラミング教室です。
お子さまの興味や得意、ペースに合わせて、1人ひとりカリキュラムを考案するオーダーメイドカリキュラムの教室です。
教材はレゴ
【LITALICOワンダー】の教材には、レゴが使われています。
レゴで遊ぶことは、想像力と創造力、集中力、空間認識能力などを育む効果が期待できるので、ロボットプログラミングと一緒に学ぶことで高めていくことができるでしょう。
LITALICOワンダーのロボットクリエイトコースは、少人数のグループレッスンで、学びやすく、目も届きやすいという魅力もあります。
無料体験実施中!
5歳から通えるプログラミング・ロボット教室【LITALICOワンダー】では、無料の体験授業を実施しています。
無料体験会は、教材が無くても楽しめる内容です。
プログラミングを学ぶことは、子どもにとって様々な効果が期待できますから、この機会に体験会へ参加してみませんか。
まとめ
想像力と創造力の違いについてご紹介しました。
子どもの想像力や創造力は、様々な遊びによっても育むことができるということもお分かりいただけたでしょう。
想像力と創造力は、子どもの頃だけではなく、大人になってからの必要になる力です。
想像力と創造力を育むことが期待できる学習教材やプログラミングおもちゃ、プログラミング教室などもありますので、ご家庭での遊びや学習時間に取り入れてみませんか。
コメント