小学校や中学校でプログラミング教育が必修化されたので、プログラミングに関する重要性を意識している保護者の方は多いでしょう。
しかし、プログラミング学習にはデメリットがあることはご存じでしょうか。
今回は、プログラミング学習のデメリットやメリット、おすすめのプログラミングスクールなどをご紹介します。
プログラミング学習のデメリットとは
プログラミング学習は、2020年に始まったばかりなので、内容や費用などがわからないという方が多いようです。
まずは、プログラミング学習のデメリットについてご紹介します。
費用がかかる
プログラミング学習のデメリットとして、費用がかかるということがあります。
プログラミング学習は、様々なICT機器を使用します。
プログラミング学習をするためには、パソコンやマウス、タブレット、インターネット環境などを整える必要があります。
学校で使用するプログラミング学習関連については学校側で整えます。
しかし、ご家庭で必要な物を揃える場合やオンラインのプログラミングスクールで学ぶ場合は、家庭内で負担することになります。
既にネット環境や整っている、タブレット、パソコンなどがあるというご家庭であれば、負担にならないでしょうが、何もないという場合は、購入、手続きが必要です。
また、プログラミング学習のためにプログラミングスクールへ通う場合は、初期費用や入会金、月額料金、月謝、交通費などもかかります。
手書きが減る
プログラミング学習のデメリットとして、手書きが減るということもあります。
プログラミング学習の際は、ノートや鉛筆を使って学習するのではなく、マウスやキーボードで操作することになります。
タブレット学習端末も増えており、画面上での読み書きをしますが、ノートを使わない教材もあります。
プログラミングに関するスキルが上がることは期待できますが、書いて覚えるという学習の効果が減る可能性があります。
また、スマホやパソコンで変換する機会が増えると、手書きの際に漢字が出てこない、送り仮名がわからないなどで困る可能性もあります。
自分で書くということは、脳の活性化に繋がると言われています。
考える、記憶するなどの効果も期待できますので、面倒でも手書きするという学習スタイルの併用も必要かもしれません。
体に負担がかかる
プログラミング学習のデメリットとして、体に負担がかかるということもあります。
パソコンやスマホ、タブレットでの学習時間が長くなれば、それだけ体にも負担がかかります。
同じ姿勢でプログラミング学習をすると肩こりや首こり、眼精疲労などを感じやすくなります。
また、暗い中での作業や明るい画面を見続けることによるお子様の視力の低下もご心配でしょう。
親の配慮や声がけが大切!
プログラミング学習の内容は、ゲーム感覚で楽しめるタイプも豊富なので、お子様が夢中になりやすいようです。
体の負担を軽減するためには、保護者の方が声がけをして休憩を入れる、時間を決めて学習するなどの配慮も必要になります。
プログラミング学習のメリットとは
プログラミング学習にはデメリットはありますが、メリットもたくさんあります。
ここでは、プログラミング学習のメリットをご紹介します。
プログラミング的思考が身につく
プログラミング学習のメリットは、プログラミング思考が身につくことです。
文部科学省小学校段階におけるプログラミング教育の在り方には、以下のように定義されています。
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力が必要になる。
文部科学省では、難しいプログラミング言語を使用して専門的なプログラミングを行うということを定義しているわけではありません。
問題が起きた時、最適な方法で解決するためにはどうすればよいかを考える力を身につけることが目的です。
また、プログラミング的思考は、論理的思考の一部ではあり、効率を重視して目的を達成させることがポイントです。
これからの時代に求められる力と言われているので、プログラミング的思考を養うことは、お子様の将来にとってのメリットになると言えるでしょう。
5つの考え方が身につく
プログラミング学習のメリットとして、5つの考え方が身につくということがあります。
- 分解すること
- 組み合わせること
- シミュレーションすること
- 抽象化すること
- 一般化すること
小学校では、上記の5つを学習の中に取り入れて、プログラミング教育の目的であるプログラミング的思考を養うことを目指しています。
大学入試に役立つ
プログラミング学習のメリットとして、大学入試に役立つということもあります。
2020年小学校でのプログラミング教育が必修化されましたが、2024年度には大学入試共通テストでプログラミングが出題されることが決まっています。
大学入試のテストの内容はまだわかりませんが、高校の情報Iの科目では、複数のプログラミング言語の扱いがあります。
大学入試では、より高度な内容が出る可能性があります。
小学生の頃からプログラミング学習を行うことで、大学入試への備えができるでしょう。
パソコンやタブレットなどに強くなる
プログラミング学習のメリットとして、パソコンやタブレットなどIT機器に強くなるということもあります。
子供の頃からパソコンやスマホ、タブレットなどを使い、プログラミングを学ぶことで、IT機器の知識が身につき、操作もできるようになるというメリットもあります。
大人になってからIT機器の操作ができずに困っているという方は多く、学び直しとしてパソコン教室へ通う方も増えています。
プログラミングと一緒にパソコンやスマホ操作の基礎、基本を身につけることは生きやすさにも繋がるでしょう。
将来の選択肢を広げる
プログラミング学習のメリットとして、将来の選択肢を広げるということもあります。
プログラミング教育の目的は、プログラミング的思考が身につけることです。
プログラミング的思考を身につけることで、何事においても最後までやり抜くこと、諦めないことなどの力も身につきます。
自分で考える力や創造する力なども身につきますから、将来についてもよりリアルに考えることができるでしょう。
目標を立ててゴールに効率よく進むという考え方は、将来を決める上でも大切なことです。
プログラミングを学ぶことで、プログラマー、宇宙開発、海外の仕事など、どんな仕事においても学んだことを活かすことができるでしょう。
プログラミング学習の課題とは
プログラミング学習では、プログラミング的思考やビジュアルプログラミング言語の習得などが期待できます。
しかし、プログラミング教育の現場には、まだまだ課題もあるようです。
- プログラミング教育をしたことがない教員がいる
- ICT教育の準備ができていない
- セキュリティ面が整っていない
また、クラブ活動では、より高度なプログラミングを学べる学校もあります。
しかし、技術や知識を深めたい、専門性を高めたいなどの場合は、プロから学べるプログラミングスクールへ通うことをおすすめします。
プログラミング学習におすすめのプログラミングスクールとは
ここからは、プログラミング学習におすすめのプログラミングスクールをご紹介します。
デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)
デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)は、マインクラフトやScratch、Roboloxなどを使ってゲーム感覚でプログラミングを学習できます。
デジタネの特徴は、月額料金4,980円(税込)で学び放題ということです。
デジタネ)の年間プランを選んだ場合は、月額料金が3,980円になるので、年間で12,000円お得です。
デジタネには、マイクラッチやScratch、小学校高学年からのRoblox、JavaScript、HTML&CSSなどのコースがあります。
また、デジタネでは、ネットリテラシーを身につけることもできます。
ネットリテラシーとは、インターネットを使う上で理解しておくべき基礎知識のことです。
知らないうちに犯罪に巻き込まれる、加害者になるなどを防ぐために大切な能力です。
無料体験実施中!
デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)では、無料体験ができる期間限定キャンペーンを実施中です。
マイクラッチコースの受講に必要なマインクラフトJava版(本体)の購入代金相当の3,960円が実質無料になるキャンペーンを実施していますので、この機会に体験してみませんか。
ロッボクラブ
ロッボクラブは、英語とプログラミングを学ぶことができるプログラミングスクールです。
外国人講師だけではなく、日本人講師もいますから、英語が未経験のお子様でも安心して授業を受けることができます。
ロッボクラブの料金は、入会金10,000円、月額19,800円です。
英語で学ぶロボット教室「ロッボクラブ」では、3Dモデリングで作るロボットをプログラミングによって動かすことができます。
ロッボクラブの特徴は、Scratchを用いたプログラミングや電子回路設計、アプリ開発なども学ぶことができるということです。
また、フィンランド式教育メソッドで受賞歴は多数あり、未来のグローバルリーダーの輩出も目指している教室です。
英語もプログラミングも学ばせたいとお考えの保護者の方におすすめの教室です。
英語で学ぶロボット教室「ロッボクラブ」では体験会へ参加することもできますので、気になる方は是非参加してみませんか。
まとめ
プログラミング学習のデメリットやメリット、おすすめのプログラミングスクールなどについてご紹介しましたが、いかがでしたか。
プロラミングの分野は、今後ますます必要になりますから、保護者の方が配慮し、お子様に無理のない範囲で取り入れていくことをおすすめします。
小学校では教科の中で行いますが、知識や技術を身につけさせたいとお考えの保護者の方には、プログラミングスクールの検討をおすすめします。
気になるプログラミングスクールがあれば、複数社を比較検討して、お子様が長く、楽しくプログラミング学習に取り組むことができる教室を選びましょう。