ロイテリ菌は、ヒト由来の乳酸菌で、腸まで届く強さがあります。
子供も大人も安心して摂取することができると言われていますが、ロイテリ菌という名前自体を知らないという方もいるでしょう。
今回は、ロイテリ菌は子供にいいのか、大人の私が試した記録も合わせてご紹介します。
ロイテリ菌は子供にいいのか
子供の体、大人の体の腸内には、様々な菌がいます。
- 悪玉菌
- 善玉菌
- 日和見菌(悪玉菌と善玉菌のどちらにもなる菌)
悪玉菌は、免疫力低下や下痢、便秘などを招くので、腸内から減らす必要があります。
悪玉菌を退治するためには、腸まで届く菌が必要ですが、乳酸菌の多くは、胃酸に弱いので腸まで届きません。
しかし、胃酸に強い菌もいます。
それは「ロイテリ菌」です。
ロイテリ菌は、胃酸に強く、腸までしっかり届きます。

まずは、ロイテリ菌は子供にいいのか、どんな効果があるのかについてご紹介します。
腸内環境を改善する
ロイテリ菌は、腸内環境を改善する効果が期待できるので、子供にも大人にもおすすめです。
ロイテリ菌は、腸まで届くので、便秘解消、腹痛・下痢軽減などお腹に良い作用をもたらします。
ロイテリ菌は、様々な種類がありますので、子供用も販売されています。
ヒト由来の乳酸菌なので、安心して毎日摂取することができます。
口腔内の病原菌を減少させる
ロイテリ菌は、子供や大人の口腔内の病原菌を減少させる効果も期待できます。
口腔内の問題と言えば、歯肉炎や虫歯、出血などですが、ロイテリ菌は、ピロリ菌の抑制効果も期待できると言われています。
更に、子供や大人の虫歯予防だけではなく、口臭を軽減させる効果も期待できます。
夜泣き改善
ロイテリ菌は、子供の夜泣きを改善させる効果も期待できます。
赤ちゃんのおなかの菌のバランスが整う2歳くらいまでは、腹痛が原因で夜泣きし続ける可能性があります。
お腹の中の菌のバランスが乱れることで夜泣きしている場合は、ロイテリ菌を摂取することで、整腸作用が期待できます。
細菌感染やアレルギー予防効果も期待できるので、幼児期から摂取することもおすすめです。
私がロイテリ菌の購入を決めた理由
美肌効果、自律神経を整える効果、風邪予防効果などがあるロイテリ菌。
私は「ロイテリ菌」という存在を知らずに生きていました。

なぜ知ったのかと言えば、歯茎のトラブルを抱えたからです。
私の口腔内は、歯列矯正後、とても順調でした。
しかし、ある時、歯茎の1部分に出血と痛みがあり、一般歯科を受診しました。
すると1箇所だけ、歯周ポケットが5㎜とかなり深くなっていたのです。
その他の部分は、歯周ポケットの深さ1㎜から2㎜と健全、健康!

私は、口腔ケアを熱心にしておりまして、3カ月に1回は矯正歯科、または一般歯科でスケーリングとPMTCを受けています。
しかしながら、今回、歯茎の出血と痛みが出てしまいました。
悲しみと痛みに耐えながら、歯科での消毒と同時に自宅では、免疫力を高めるためにプロポリスのサプリメント、プロポリス関連口腔ケア商品なども使用しました。
その結果、1カ月程度で、歯周ポケットは4㎜に改善しました。
まだまだ長い道のり
しかし、まだ4㎜。
歯周ポケットが深くなると症状の改善には時間がかかります。
そして、私の歯茎は、まだ痛いのです。
レントゲン、CT撮影もしましたが、画像上は歯ではなく、やはり歯茎の問題ではないかということで、歯周病ケア商品を探し始めました。
歯茎の問題は放置していると、いずれ骨まで溶けて歯がぐらぐらして抜歯になることもあります。
歯科通院も大事ですが、自宅で何かできることはないか、ネットで色々探してみました。
そこで見つけた私の救世主が「ロイテリ菌」です。
ようやく見つけたロイテリ菌
歯周病や歯茎の炎症、痛みなどで検索していると乳酸菌、腸内環境などが目につき、その中にロイテリ菌という言葉を見つけました。
調べてみると子供、大人、ペットにも様々な効果があり、腸内だけではなく、歯と歯茎のトラブルにも効果が期待できることが分かりました。
私は、歯茎のトラブルで発見しましたが、お子様の腸内環境、アレルギー緩和などの目的で購入している人も多いようです。
更に犬用、猫用のオーラルケアとしてもロイテリ菌は人気があるということが分かりました。
私が購入したロイテリ菌とは
ロイテリ菌の摂取を決めたものの様々な商品があるので、どれが良いか迷いました。
中でも気になったロイテリ菌は、歯科でも販売されている「プロデンティス」です。
プロデンティスは、個包装になっており、科学的に確認されているヒト由来のプロバイオティクスで、ロイテリ菌が生きたまま配合されています。
歯科医院でも取り扱っているということお話がネット上にはありましたが、私は通院中の矯正歯科、一般歯科では取り扱っていませんでした。
薬局、ドラッグストアにもなかったので、インターネットショッピングで購入することにしました。
ロイテリ菌を早速購入!

ロイテリ菌の効果を実感したいので、プロデンティス30粒3箱セットをクール便で購入しました。
クール便を利用した理由
「どうしてクール便?」と思われる方もいるでしょう。
ロイテリ菌は、酸素や熱に弱いと言われているので、夏の時期にはクール便が最適だと思ったからです。
保存方法は常温になっているのですが、生きたままの乳酸菌を使用しているので、高温を避けたほうが良いと思い、35度以上が続く東北の夏にはクール便が良いと判断しました。
ネット上には、クール便で販売している所もあるので、温度が気になる方にはおすすめです。
ロイテリ菌の摂取方法とは
ロイテリ菌は、1日1粒から2粒を目安に摂取すると良いと言われています。
歯磨きした後に舐めるだけなので、とても簡単に補給できます。
私は、朝と夜の2回摂取し始めました。
始めた摂取した時に驚いたのは、歯茎にしみないということです。
全く刺激がなく、口に入れている時も消えた後も痛みやうずきなどもありませんでした。
夜に摂取したのですが、翌朝には口のねばりや口臭もなく、すっきり感が残っていたのことも驚きでした。
ロイテリ菌と一般歯科でのケア記録
ロイテリ菌の摂取を始めましたが、ポケットが深い部分のケア、お薬の注入は継続していかなければなりません。
ロイテリ菌の効果は2週間くらいからということですが、お口のケアも欠かせません。
1週間から2週間程度の間隔で、通院中です。(7月下旬現在も)
フロスや歯ブラシ、歯間ブラシなどを駆使してもポケットが深い部分までは磨けないので、プロの技とお薬は必要です。
3カ月に1回のスケーリングへ通っていてもポケットが深くなったので、この部分はもう少し短いクールでケアしなければならないのかもしれません。
いずれにせよ、歯茎の痛み、ポケットの深さが消えるまでは、頑張ってできることをしていくつもりです。
2023年8月上旬
矯正歯科でのメンテナンスの日。
噛み合わせや保定ワイヤーのチェック、最近通院している歯肉炎のお話をしました。
スケーリングの頻度を多くした方がいいのか相談すると、驚きの答えが!!
担当の先生、歯科衛生士さんからスケーリング大事だけれど、日頃のお手入れが一番大事という話を聞きました。
私が日常的に使っているのは以下です。
ワンタフト
細かく1本ずつ磨くことができるので、ワンタフトの歯ブラシは欠かせません。
歯間ブラシ
一番細いタイプの歯間ブラシを使っています。
なかなか折れないので丈夫だと思います。
リーチのフロス
細いテープのような感じのフロスなので、取れなくなることがありません。
また丈夫なので切れることがありませんし、歯にもよく沿うテープなので、フロス後はかなりすっきり感があります。
この他にドルツ・ジェットウォッシャーも使っていますが、上記アイテムで十分だと言われました。
また、おふたりは、歯科でのクリーニングはしておらず、先生に関してはインプラントがあるけれどもう何十年もセルフケアのみで口腔状態を保っているということでした。
この他に、2週間ほど前から摂取しているロイテリ菌の話もしました。
歯科での導入を検討した話でしたが、継続使用が患者負担になるだろうということで断念したそうです。
良いものではあるので、経過を教えてくださいと衛生士さんに言われました。
次回は、矯正関連の検査予定です。
2023年8月上旬
一般歯科の受診日。
飲食時にしみていた歯茎(ポケットが深い一部分)の状態は、比較的落ち着いており、歯磨きでも痛みはでなくなりつつありました。
しかし、受診日前に悪い変化が起きました。
台風が近づいてきた数日前から歯茎が痛くなってきた話をすると、気圧の影響はあるという。
ポケットが深い部分周辺の出血はなく、しかし腫れは継続中。
今すぐ治療や掃除するような状況ではない(7月7日クリーニング・PMTC済)ので、前回と同じ抗生物質のお薬を患部へ注入。
次回はまた1~2週間後に受診予定。
変化としては、先生のチェックで出血がなかったことです。
歯茎にエアーをかけただけで出血していたのに、エアーを何度もかけても出ないというこの状況は、ロイテリ菌のおかげでしょうか。
自宅では、引き続き優しいブラッシングとロイテリ菌の朝晩摂取を続けようと思います。
次回は、1週間から2週間後の受診になります。
2023年8月下旬
ほぼ2週間ぶりの受診です。
この日は出血、歯茎の深い部分もなく、症状安定。
お薬を注入ではなく、塗る感じで終わりました。
ロイテリ菌のおかげか、ブラッシングを変えたからか、はたまた体調の変化なのか、私の歯茎は現状落ち着いています。
症状が落ち着いているので、1か月後の受診になりました。
次の受診まで、朝晩のロイテリ菌生活を続けていこうと思います。
2023年8月末
ロイテリ菌の3箱目に突入しました。
そろそろ追加購入したいのですが、気温が高い日が続いているので、またクール便を使う必要がありそうです。
さて、問題の歯茎の一部分は、順調に回復しているようです。
歯磨き、フロス、歯間ブラシなどで痛みも出血もありません。
歯列矯正後から使用しているマウスピースでは、多少痛みがあったのですが、違和感がある程度に変わりました。
ロイテリ菌のおかげでしょうか。
来月の受診までこの状態を維持したいと思います。
2023年8月30日
ロイテリ菌を朝と晩に摂取する生活を続けていたところ、家族がコロナに感染しました。
本日2日目です。
頭痛、熱、喉の痛み、くしゃみなどの症状があり、お世話をしています。
しかし、私は今のところ大丈夫です。
歯茎の痛みや出血もありません。
家庭内感染が心配ですが、もしかしたらロイテリ菌で乗り切れるのではないかと期待しています。
2023年9月4日
先週火曜日、家族(1人目)がコロナに感染。
その後、まもなく家族内感染も広がりましたが、私は無事です。
ロイテリ菌を摂取しているから免疫力が高いのか、熱ものどの痛みもなく、看病疲れ以外は問題ありません。
最初に感染した家族は、本日出勤し、追っかけ感染した家族は、まだ隔離中です。
ロイテリ菌のおかげなのか、私は全く異常はありません。
ロイテリ菌は、天然の抗生物質とも言われているので、もしかしたらそのおかげなのではないかと思っています。
引き続き摂取しながら、家族のケアを頑張ろうと思います。
2023年9月7日
昨日から家族全員出勤になりました。
私は、ロイテリ菌のおかげなのか、結局感染しませんでした。
歯茎の調子も良く、痛みもありません。
今月は一般歯科での検診があります。
歯茎のトラブルはもう治った!と言えるように、引き続きロイテリ菌を摂取していこうと思います。
2023年9月中旬
一般歯科の定期検診へ行きました。
検査の結果、症状があった左上の歯茎一か所は、改善?回復?傾向にあるようです。
周りの歯茎と比べても同じに見えて、ここだけ何かある!という状態にはないと言われました。
そうなのです、ロイテリ菌のおかげでしょうか、良くなっているのです!

疲れや気圧で今後も痛くなったり、違和感があるかもしれないけれど、そんな感じでケア、クリニックでのお手入れをしていきましょうと。
一部分に歯石があったので、取っていただき、いつものお薬を塗ってもらって診察は終了。
来月クリーニングとPMTCの予定なので、こちらの一般歯科への受診は、11月になりました。
矯正歯科からは、歯周病専門クリニックへの紹介されそうでしたが、ひとまず、このまま様子を見ることができるようでひと安心です!
引き続き、ロイテリ菌の摂取を続けようと思います。
次回は、来月受診後にブログ更新予定です。
まとめ
ロイテリ菌は子供にいいのか、私の体験談などについてご紹介しました。
ロイテリ菌は、子供だけではなく、大人にも様々な効果が期待できるのでおすすめです。
そして、犬用、猫用も販売されていますので、この機会にご家族皆さまでロイテリ菌の摂取を始めてみませんか。
尚、こちらのブログでは、ロイテリ菌と私の歯茎(痛みや出血など)のお話を追記していくつもりです。
お時間がある方、興味がある方にまた来ていただければ嬉しいです。