プログラミング的思考は、プログラミング学習の中だけではなく、日常でも活かし、使うことができます。
子どもの将来において必要な力でもありますが、どのように日常で使えるのか、プログラミング的思考を養うことができるのか、わからないという方もいるでしょう。
今回は、日常で使えるプログラミング的思考をご紹介します。
日常で使えるプログラミング的思考とは
プログラミング的思考は、小学校で必修化されたプログラミング教育の目的です。
プログラミング的思考は、問題が起きた時、最適な方法で解決するためには、どのようにすれば良いのかを考える力です。
論理的思考の一部であり、効率が重視されます。
文部科学省のプログラミング的思考の定義は以下です。
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力が必要になる。
文部科学省小学校段階におけるプログラミング教育の在り方より
プログラミング的思考は、自分の目的のために使いこなすことやよりよい人生に生かすために必要であり、どんな仕事に就く上でも求められる力です。
プログラミング的思考は、プログラミング学習やプログラミング教室で養うことと思われるかもしれませんが、お子様の日常でも養うことができ、また活用できます。
ここからは、日常で使えるプログラミング的思考の例を3つご紹介します。
プログラミング的思考は料理で使える
日常で使えるプログラミング的思考の例として、料理があります。
プログラミング的思考は、料理でも活用できます。
プログラミング的思考には5つの要素があり、親子での料理でも養うことができます。
- 抽象化(メニュー決める)
- 分解(食材や作る順番を決める)
- 一般化(実際に料理する)
- 組み合わせ(味見して調整する)
- 分析(改善すべき点を考える)
例えば、親子丼を作る場合で考えましょう。
ご飯を炊くことと親子丼の具を作ること、この2つの工程を同時に行うことができます。
ご飯を炊く、具を作る、この2つを同時進行することで、効率的な料理になります。
また、料理の合間に使った食器を洗うこと、ごみを片付けることなども行うことで、効率的に作業することを覚えていきます。
料理で失敗することとも大切な経験
失敗してもまた作る際の参考材料になりますので、再度挑戦することが、プログラミングのトライ&エラーに繋がります。
- 目的を達成するためには様々な方法があること
- 失敗から学ぶべきことがあること
上記のように、問題解決のために考えることは、創造力や忍耐力を育むことにも繋がるでしょう。
プログラミング的思考は買い物で使える
日常で使えるプログラミング的思考の例として、買い物があります。
プログラミング的思考は、買い物でも使えるので、子ども一人で買い物する習慣をつけることで、自然に身につけることができます。
買い物は、好きなものを買ってお会計するという簡単なことと思われるかもしれませんが、様々なことを考える必要があります。
- 買う物を決めること
- 店内の周り方を決めること
- 売り場を探すこと
- 買う物の順番を考えること
- 最短のルートを探すこと
スーパーの冷凍品、常温、お惣菜などを買う場合は、冷凍品が溶けてしまう可能性があるので、後に回したほうが良いなどについて考える必要もあります。
また、大きなスーパーもありますから、買い物時間を短くするために、最短のルートを考えてお会計まで行くことも考えることになります。
手順は紙に書いてもOK!
買い物の最中に考えることは、子どもには難しいかもしれません。
買い物に慣れるまでは、ご自宅で紙に購入していく順番を書いてから出かけても良いでしょう。
お店の売り場や購入することが多い物などを把握し、買い物を重ねることで、効率的に動くことができるようにもなるでしょう。
プログラミング的思考はお手伝いで使える
日常で使えるプログラミング的思考の例として、お手伝いもあります。
プログラミング的思考は、ご家庭で、お子様に洗濯や掃除などを手伝ってもらう中でも養うことができます。
まず、子どもが1人でお手伝いができるまでは、手本を見せて、詳しい指示を出しましょう。
例えば、食器洗いの場合は、基本的なやり方のお手本を見せると良いでしょう。
- 洗剤で使って汚れを落とすこと
- 水で洗い流すこと
- 布きんでふくこと
- 食器棚へ片づけること
子どもが一人でもできるようになったら、その後は詳しい工程を伝えずにお手伝いを任せます。
「台所の食器のお片付けお願いね」と言って、子どもに任せることがポイントです。
どのような流れでお手伝いするかについて、子どもが自分で考えることで、プログラミング的思考を養うことができます。
また、プログラミング的思考は、効率が重視されるので、どのようにすれば早く終わるかを考えることができるようになれば、お手伝いの時間を短縮することができます。
「一枚ずつ洗剤で汚れを落として水で流すのではなく、全部まとめて汚れを落としてから水で流すほうが効率的!」と子どもが自分で気づくこともできるでしょう。
子どもを見守ることが大切
実際に自分で実践し、時には失敗することで、新たなやり方に気づくこともできますので、すぐに口を出さないことが大切です。
子どもに答えを教えないことで、考える力を育むことができますので、見守りつつ、様子を見ながらアドバイスすると良いでしょう。
プログラミング的思考を育むLITALICOワンダー
日常で使えるプログラミング的思考をご紹介しましたが、プログラミング教室でも学び、育むことができます。
無料体験できるプログラミング教室は多いので、お子様の興味を示すかどうか、体験会へ参加して確認することをおすすめします。
ここでは、プログラミング的思考を育む子ども向けプログラミング教室「LITALICOワンダー」をご紹介します。
LITALICOワンダーは、幼稚園年長さんから高校3年生までが対象のプログラミング学習ができる教室です。
LITALICOワンダーのコースの特徴
【LITALICOワンダー】には、ゲームやアプリ制作を行うコースやロボットで学ぶコースなど5つのコースがあります。
ゲーム&アプリプログラミングコース
LITALICOワンダーのゲーム&プログラミングコースでは、お子様の興味や習熟度に合わせて教材をアレンジすることができます。
- Scratch
- Viscuit
- オリジナル教材(テキストやカードなど)
上記教材は、簡単な操作や理解しやすい内容なので、未就学のお子様でも学ぶことができます。
Scratchによるゲーム制作から、オリジナルゲームの制作やより複雑なプログラミングへチャレンジできるので、スキルアップができるコースです。
ロボットクリエイトコース
LITALICOワンダーのロボットクリエイトコースでは、ブロックを組み立ててロボット製作を行い、マウス操作でプログラミングを行います。
プログラミングだけではなく、ロボット製作の中で機械が動く仕組みについても学ぶことができます。
工作やものづくりが好きなお子様やブロック遊びが好きなお子様向けのコースで、オンライン受講にも対応しています。
LITALICOワンダーの5つのコースとは
【LITALICOワンダー】の5つのコースと90分あたりの税込料金は以下です。
- ロボットクリエイトコース7,425円
- ロボットテクニカルコース7,425円
- ゲーム&アプリプログラミングコース7,425円
- ゲーム&アプリエキスパートコース8,525円
- デジタルファブリケーションコース7,425円
※オンラインの場合は、上記受講料より安くなります。
※入学金として初月のみ16,500円(税込)かかります。
LITALICOワンダーでは無料体験実施中!
【LITALICOワンダー】の授業や雰囲気を知りたいお子様や保護者の方は、無料の体験授業へ参加できます。
全てのコースで無料体験授業を行っており、LITALICOワンダーのオンラインの雰囲気を味わってみたい方々から好評です。
体験授業は同時に2名まで可能です。
LITALICOワンダーではキャンペーン実施中!
入塾金が無料になるキャンペーンを実施しています。
16,500円(税込)が0円になるお得なキャンペーンです。
LITALICOワンダーの無料体験会は、お友達やお兄弟とのご予約ができますので、是非この機会に参加してみませんか。
まとめ
日常で使えるプログラミング的思考についてご紹介しました。
プログラミング的思考を身につけることは、子どもの生きやすさや将来の選択肢を広げることにも繋がります。
日常の中で使い、育むことで、プログラミング的思考の恩恵を受けることができますが、プログラミング教室もおすすめです。
子ども向けプログラミング教室では、プログラミング的思考を養うことができるだけではなく、お子様のレベルに合わせてスキルアップも可能です。
通うのではなく、オンラインでご自宅から受講できる教室もあります。
プログラミング教室によって学ぶ内容やカリキュラムが異なりますから、体験会へ参加や資料請求をして、お子様にピッタリの教室を選びましょう。