春になると桜が咲きます。
桜は、お花見の花として一般的ですが、お花見をなぜするのか、由来や意味についてはご存知でしょうか。
今回は、お花見の由来や歴史、なぜするのかなど、お花見に関することについてご紹介します。
お花見の由来や歴史、意味とは
春の花と言えば、桜を思い浮かべる方は多いでしょう。
桜を楽しむお花見は、日本人にとっては親しみのある行事です。
お花見の花は梅だった
お花見の歴史は、今から1,300年以上前の奈良時代まで遡ります。
現在のお花見の花と言えば、桜ですが、奈良時代は、桜ではなく梅のほうが人気があり、梅を詠んだ歌もあります。
奈良時代のお花見は中国から伝わった風習でしたが、遣唐使の廃止によって、お花見の花は、梅から桜へ変化しました。
お花見はいつから始まった？
桜を楽しむお花見は、平安時代の貴族の行事として始まりました。
当時は、桜を見ながら歌を作る・詠む、けまり（蹴鞠）をすることが行われました。
鎌倉時代に入ると貴族だけではなく、庶民にも広がり、江戸時代にはお花見が一般的な行事になりました。
お花見をなぜするのか
お花見は、貴族から始まった行事です。
桜は、田の神様が宿る木と考えられており、田んぼの神様へのおもてなしとしてお花見を始めたと言われています。
貴族は、花見の宴を楽しむために行っていましたが、農民の間でも行われた理由は、豊作祈願の意味があるからです。
お花見は、貴族の宴とは異なり、お米の豊作を他の神様へ願いつつ、農民たちも一緒に料理やお酒を頂くことが意味であり、目的だったのです。
お花見弁当の歴史とは
お花見と言えば、お花見弁当を思い浮かべる方もいるでしょう。
お花見弁当は、江戸時代には既に始まっており、現在まで続いています。
江戸時代後期に刊行された醍醐山人（だいごさんじん）の料理本『料理早指南（りょうりはやしなん）』に、お花見弁当の献立が載っています。「上・中・下」と3段階にランク付けされ、彩りも美しい、春の旬の食材を使った料理がデザート付きで紹介されています。当時の人気料理は色鮮やかな色彩の卵焼きやかまぼこだったそうです。
農林水産省お花見の歴史とお花見弁当
江戸時代後期の料理本には、お花見弁当の献立が掲載されており、デザートもあったのです。
現在では定番の美しい桜を楽しみながらお弁当を食べるというスタイルは、江戸時代には既に確立されていたのです。
お花見気分を高める桜湯もおすすめ
お花見と言えば、桜を見ることだけではなく、桜湯を飲むこともおすすめです。
桜湯は、桜の香りと味を楽しむことができ、祝いの席でも利用されています。
桜花漬
桜の花の塩漬けで、桜の花びらを1~2枚入れてお湯を注ぐだけで、桜湯が完成します。
桜花漬は、桜湯や桜茶の他、桜ご飯、スイーツ、パンのトッピングとしても楽しむことができます。
桜の香りは、鎮静作用やリラックス効果、脳の活性化などが期待できると言われていますので、桜湯を日常的に楽しむこともおすすめです。
お花見には桜盆栽もおすすめ
桜盆栽は、ご自宅でお花見を楽しむことができるので、親子時間や家族時間におすすめです。
植物を育てることは、癒しだけではなく、脳の活性化や忍耐力が身につくなど、お子様に良い様々な効果も期待できます。
桜盆栽：一才桜(信楽焼鉢）
【桜盆栽：一才桜(信楽焼鉢）】は、春の訪れを感じることができる桜盆栽です。
一才桜は、桜の中でも特に花付きが良く、若木から開花が楽しめる特性を持つ品種です。
桜盆栽は、開花を迎えた時の感動も醍醐味ですから、この機会にご家庭の花として育ててみませんか。
お花見は子どもの知的好奇心を高める
お花見のように外へ出かけることは、子どもの知的好奇心を高める効果が期待できます。
知的好奇心を高めることは、お子様の世界が広がります。
また、「なぜ」、「どうして」など様々な疑問を抱くきっかけになるので、学力向上効果も期待できます。
知的好奇心は、楽しく学べる教材【進研ゼミ小学講座】で無理なく高めることもできます。
進研ゼミ小学講座とは
【進研ゼミ小学講座】は、教科書に対応していますので、わかりやすい内容になっています。
赤ペン先生による個別学習、学力診断などもあります。
【進研ゼミ小学講座】には、チャレンジ（紙のテキストで学ぶ）とチャレンジタッチ（タブレットと紙で学ぶ）の2種類あります。
プログラミングも学べる！
【進研ゼミ小学講座】には、全学年対応のプログラミング教材もあります。
追加受講費0円で、プログラミング的思考の基礎を学べる教材です。
資料請求実施中！
【進研ゼミ小学講座】のチャレンジタッチでは、資料請求を実施しています。
講座の詳細が分かるパンフレットと無料体験教材が届きます。
お友達やごきょうだいを紹介すると豪華プレゼントももらえますので、是非この機会に【進研ゼミ小学講座】チャレンジタッチを試してみませんか。
まとめ
お花見の由来や歴史、意味、なぜするのかなどについてご紹介しました。
桜を楽しむだけではなく、お米の収穫への祈りや神様へのおもてなしという意味があったこともお分かりいただけたでしょう。
お花見を家族で楽しむことは、親子時間としてもおすすめです。
お花見弁当やお花見のお菓子を食べることで自然にコミュニケーションをとることができますし、写真や動画撮影などは家族の思い出にもなります。
この機会に、ご家族でお花見へ出かけてみませんか。
コメント