国語力は、国語の勉強だけではなく、算数の文章問題、その他の教科の読み解きにも活用できます。
また、読解力も身につくので、論理的に考えること、意見を自分の言葉で伝えることなどもできるようになりますから、子どもの将来においても必要な力です。
しかし、子どもの国語力を高めるためには、どのようなことをすれば良いかわからないという方もいるでしょう。
今回は、国語力を上げる方法についてご紹介します。
国語力を上げる方法やポイントとは
国語力は、国語のテストに備えるためや成績アップのためだけに必要な力ではありません。
国語力は、読書や勉強、仕事、コミュニケーションをとる時など、あらゆる場面で活用できる力であり、人生においても必要な力です。
文部科学省は、国語力について以下のように記載しています。
幼児期：「読み聞かせ」や可能であれば読書により言葉の数を増やし，さらに「言葉と社会や事物との関係」を習得するために，家庭や地域で多くの様々な経験を積ませることを意識すべきである。これにより，情緒力や想像力も身に付けることができる。
小学校：「話す・聞く」に加えて「読む・書く」の「繰り返し練習」により，国語力の基礎となる知識を確実に身に付けさせることが重要である。
文部科学省「国語力を身に付けるための国語教育の在り方」抜粋あり
子どもの国語力は考える力を身につけるためにも必要であると記載されているので、小学校で必修化されたプログラミング教育にも関係する力と言えるでしょう。
ここからは、国語力を上げる方法やポイントをご紹介します。
音読
国語力を上げる方法は、音読です。
声を出して読む音読は、視覚と聴覚を刺激するので、記憶力も上げる効果が期待できます。
国語の教科書を使って音読すれば、子どもの記憶に残りやすく、国語の成績を上げる効果も期待できます。
音読は、黙読よりも時間をかけて読むことになり、何度も読むことで頭に入りやすく、自然に読解力を上げることもできるでしょう。
朗読
国語力を上げる方法は、朗読です。
国語力は、音読だけではなく、朗読を聞くことでも上げることができます。
本を読みながら朗読を聞くことができるタイプであれば、目で追いながら聞くことができますので、読むことが苦手なお子様にもおすすめです。
朗読を聞くことを繰り返せば、どのようにして物語を読めば良いかというコツも掴むことができ、CDや動画などと一緒に音読の練習もできるでしょう。
語彙力を増やす
国語力を上げる方法は、語彙力を増やすことです。
子どもは大人より語彙力が少ないので、上手く自分の気持ちを伝えることができず、癇癪（かんしゃく）を起すこともあります。
子どもの語彙力は、絵本や本、図鑑、辞典などを読むことで、どんどん増えていきます。
四文字熟語やことわざなど様々な言葉、単語を覚えることで、自分の気持ちも上手く伝えることができるようになりますので、親子のコミュニケーションもとりやすくなるでしょう。
読書
国語力を上げる方法は、読書です。
読書は、先ほどご紹介した語彙力を増やすことができますが、それだけではありません。
- 集中力が身につく
- 想像力が豊かになる
- 人の気持ちがわかる子どもになる
また、読書は、同じ本を何度も読むこと、読書を習慣にすることで、読解力や文章を読むスピードを上げることができます。
国語以外のテストでも文章を読むスピードが上がるので、読む時間を減らして、解く時間にまわすことができるという効果も期待できるでしょう。
要約の練習
国語力を上げる方法として、要約の練習もあります。
要約は、文中に書かれていることを理解していないとできません。
要約することで、文章の流れや内容の整理ができるようになります。
絵本や物語などを読んだ後は、お子様に「どんなお話だった？」と質問して、考える習慣をつけるように促しましょう。
- 「文章中の言葉から探して教えてね」
- 「筆者の気持ちを表す言葉はどこにあったかな？」
子どもは、上記のようにアドバイスをもらうことで、答えやすくなるはずです。
いらない部分を上手に削って重要な部分だけを読み取ることができるようになれば、文字数制限のある要約、感想文などにも対応できるようになるでしょう。
ゲーム
国語力を上げる方法として、ゲームで遊びながら上げることもおすすめです。
2人から大人数まで楽しめるゲームで、漢字や数字は出てきませんが、頭をひねる面白さがあります。
ワードスナイパー・キッズ
「ワードスナイパー・キッズ」は、文字とお題に合う言葉を早く言った人がカードをもらえるゲームです。
2人から大人数まで楽しめるゲームで、漢字や数字は出てきませんが、頭をひねる面白さがあります。
家族やお友達でも楽しめるように、児童教育の専門家が監修しています。
ワードスナイパー・キッズは、4歳から言葉遊びを楽しめるカードゲームとしておすすめです。
国語力を上げる学習方法とは
国語力を上げる方法についてご紹介しましたが、国語力を高めるためには、塾や個別指導、学習教材などの利用もおすすめです。
- 国語を含む5教科を学ぶことができる教材「すらら」
- そろばんと国語力を高めることができる教室「よみかきそろばんくらぶ」
- 作文に特化した教材「ブンブンどりむ」
ここからは、国語力を上げる学習方法としておすすめの「すらら」、「よみかきそろばんくらぶ」、「ブンブンどりむ」をご紹介します。
すらら
すららは、無学年方式のタブレット学習教材なので、お子様のペースで学習を進めることができます。
キャラクターと進める学習スタイルなので、学習習慣がつきやすく、またモチベーションアップも期待できるという特徴があります。
すららの国語の特徴
すららの国語は、文や文章の内容を正確に理解できるようなカリキュラムで、論理的な読解力が身につくという特徴があります。
読み解き方にこだわっており、読解力を段階的に身につけ、長文読解もできるようになります。
すららの学習範囲
すららの学習範囲は、小学校1年生から高校3年生までです。
国語、数学、理科、社会、英語の5教科学習ができるので、大学生の学び直しや一般の方にも活用していただけるデジタル教材です。
無学年式学習教材で、アニメーションによる学習もできますから、勉強が苦手なお子様でも、楽しみながら勉強できるという特徴があります。
すららでは無料体験実施中！
すららでは、無料体験を実施しています。
89.1%のお子様が学習を継続していますので、是非この機会にご検討ください。
よみかきそろばんくらぶ
よみかきそろばんくらぶでは、そろばん、よみかた、かきかたをオンラインで、ご自宅から学ぶことができます。
よみかきそろばんくらぶの専用教材を使用して、以下の能力の向上を目指します
- そろばん
- 算数・数学
- よみかき
- 国語・漢字
更に、よみかきそろばんくらぶで学ぶことで、集中力・忍耐力・計算力・気遣い・作法などが身につくことも期待できます。
よみかきそろばんくらぶは、幼児から学べる教室です。
小学校に上がる前に、集中力や社会性なども身につけることができるので、幼児教育としてもおすすめです。
ブンブンどりむ
「ブンブンどりむ」は、国語の総合力を身につけることができる作文通信教育講座です。
ブンブンどりむ
は、読解力や思考力をマンガ形式のオリジナル教材で学習します。
国語力が上がることは、算数の文章問題も理解しやすくなるのでおすすめです。
子どもが国語力を身につけることは、他教科にも良い影響をもたらす効果が期待できますので、ブンブンどりむを試してみませんか。
まとめ
国語力を上げる方法についてご紹介しました。
国語力が上がることで、子どもの語彙力や読解力も高まることがお分かりいただけたでしょう。
子どもの国語力を上げるためには、様々な方法がありますが、何度も繰り返してトレーニングすることが大切です。
国語力は、大人になってからも必要になる力ですから、子どもの頃から上げていくことで、様々な場面で活用できます。
お子様の国語力を上げたいとお考えの保護者の方は、是非ご紹介した方法をお試しください。
