お手伝いは、料理や掃除、洗濯など様々な内容があります。
特に、お手伝いの中の料理には、子どもにとって様々なメリットや効果が期待できるだけではなく、家族の会話が増えて、コミュニケーションの時間にもなります。
今回は、お手伝いに料理がおすすめの理由や子どもの料理のお手伝いのポイントなどについてご紹介します。
お手伝いに料理がおすすめの理由とは
料理や食事の準備などのお手伝いは、教える親側の「時間がない」、「忙しい」などの理由から避けている方もいるでしょう。
しかし、料理や食事の準備などのお手伝いは、様々なメリットがあるだけではなく、子どもの成長にも良い効果が期待できます。
ここからは、お手伝いに料理がおすすめの理由をご紹介します。
好き嫌いを克服できる
お手伝いに料理がおすすめの理由は、好き嫌いを克服できるからです。
親子で一緒に料理をすることは、食材や食べ物に対する興味を抱くきっかけになります。
出された料理を食べるだけでは、どんな食材が使われているか、どんな料理の仕方で作られたのかなどがわかりません。
しかし、お手伝いに料理することで、使用された食材や料理工程、どれだけの時間がかかったかなどが分かります。
愛着も湧く!
料理が完成すれば、達成感もありますし、頑張って作った料理であるほど、愛着も湧き、「残したらもったいない」という気持ちにもなります。
お手伝いに料理することで、嫌いなもの、苦手なものが入っていても、「食べてみよう」という気持ちにもなりやすいでしょう。
一口でも食べることを繰り返すことは、子どもの自信にもなり、いずれは嫌いなものを克服する可能性もあるでしょう。
脳が活性化する
お手伝いに料理がおすすめの理由は、脳が活性化するからです。
料理では、五感をフルに使います。
五感とは、【味覚】【聴覚】【視覚】【嗅覚】【触覚】の5つの感覚です。
五感も鍛える!
料理では、お手伝いしながら五感を鍛えることもできます。
指先を使って料理することや味見すること、調理時の音を聴くこと、匂いを感じることなど、お手伝いで料理する際には、五感を刺激し、脳を活性化させます。
料理による刺激によって、脳の血流が高まれば、酸素や栄養の供給もスムーズになり、脳の働きも活発になります。
お手伝いに料理をすることで、脳が活性化すれば、脳の成長期である子どもの集中力を高める効果も期待できるので、学力アップも期待できるでしょう。
段取り力が身につく
お手伝いに料理がおすすめの理由は、段取り力が身につくからです。
料理では、食材を揃える、下ごしらえ、調理、盛り付けなど、様々な作業があります。
効率よく、そして美味しく料理を完成させるためには、全体的なことを考えながら進める必要があります。
料理では、下味をつけることや寝かせるなど下準備も必要です。
お手伝いで料理を取り入れることで、作業工程を覚えることができれば、子どもの段取り力を自然に高めていくことができるでしょう。
プログラミング的思考も身につく!
また、料理では、プログラミング的思考も身につきます。
小学校で必修化されたプログラミング教育では、プログラミング的思考という物事を順序立てて考える力を養います。
プログラミング的思考は、お手伝いの料理でも養うことができるので、親子でプログラミング的思考を高めてみませんか。
自信がつく
お手伝いに料理がおすすめの理由は、自信がつくからです。
料理が完成した時には、達成感があります。
達成感は、子どもの自信にも繋がります。
試行錯誤しながら料理を完成させることで、粘り強さや忍耐力問題解決力なども養うことができます。
褒めることも大切!
焦げた、食材が崩れたなど料理が上手くできなくても、料理中の頑張りを親が認めて褒めることは、子どもの自信になるだけではなく、自己肯定感も高めることにも繋がります。
子どもは、親から褒められることで自信をつけることができ、積極的な行動がとれるようにもなります。
お手伝いの料理の際は、子どもが頑張った過程を褒めて、子どものやる気と自己肯定感を高めていきましょう。
コミュニケーション能力が身につく
お手伝いに料理がおすすめの理由は、コミュニケーション能力が身につくからです。
お手伝いで子どもが料理する際は、親が教える側になります。
料理という共同作業の中では、自然に会話が増えます。
親子のコミュニケーションが増えることは、子どもの心の安定にも繋がるので、大切な時間と言えるでしょう。
普段からコミュニケーションがうまくとれていれば、意思疎通もしやすくなるの、子どもに何か伝えたいことがある時に話しやすくもなるでしょう。
親の負担を軽減できる可能性も!
また、料理の手順や調理の仕方を覚えることで、子どもができるお手伝いが増えていけば、親の負担を軽減できる可能性もあります。
忙しい日こそ、お手伝いに料理をして欲しいと思えるようになるかもしれません。
平日は忙しくて会話する時間がないという方は、子どものお手伝いの時間がコミュニケーションをとる時間になりますので、休日や長期休暇などには親子料理を取り入れましょう。
感謝の気持ちが芽生える
お手伝いに料理がおすすめの理由は、感謝の気持ちが芽生えるからです。
親が料理する姿を見ることは、感謝の気持ちを抱くきっかけになります。
普段、親から出された料理を何も考えずにそのまま食べているだけでは、料理に使われている食材や調理法などはわかりません。
実際に料理のお手伝いをすることで、使われている魚や肉、野菜などの食材を知ることができます。
作ってくれる親への感謝、食材を育てている生産者さんへの感謝などを知ることは、食べる時の気持ちにも影響します。
料理のお手伝いをしてもらうことで、「料理は残さずに食べよう」、「嫌いな物も食べてみよう」という感謝の気持ちを育み、高めていくことができるでしょう。
子どもの料理のお手伝いのポイントとは
お手伝いに料理がおすすめの理由をご紹介しましたが、子どもに料理や食事の準備などをお手伝いしてもらう際にはポイントがあります。
ここからは、子どもの料理のお手伝いのポイントをご紹介します。
褒める
子どもの料理のお手伝いのポイントは、褒めることです。
先ほどもご紹介しましたが、子どもは親から褒められることで自信をつけて、自己肯定感を高めていくこともできます。
料理のお手伝いをして褒められることは、料理や食事などへの関心が高まるだけではなく、他のお手伝いへの意欲ややる気にもなります。
「ありがとう」と感謝の気持ちを口に出すことで、子どもは「また料理したい」、「お手伝いしたい」という継続的なやる気にも繋がるでしょう。
見守る
子どもの料理のお手伝いのポイントは、見守ることです。
料理や洗濯、お風呂掃除などは、人それぞれにやり方や手順があるものです。
子どもに自分と同じようなやり方を伝えた場合、同じようにできないことが子どもの負担になる可能性があります。
子どもが料理や食事の準備などのお手伝いをある程度できるようになったら、途中であれこれ口を出さず、子どもに任せて見守ることも大切です。
途中で口出しすることがやる気や意欲を削ぐことになるかもしれませんし、自分なりのやり方を見つけることもできません。
料理のお手伝いの際に、自分でやり方を考えることで、考える力や集中力などを養うことにも繋がるでしょう。
できることをお願いする
子どもの料理のお手伝いのポイントは、できることをお願いすることです。
子どもの料理は、3歳頃から始めることができると言われています。
3歳頃は、手や指先を使った遊びができるようになるので、おままごとから料理のお手伝いへのステップアップとして、以下のことから任せてみましょう。
- 野菜を洗う
- 野菜の皮むき
- レタスやキャベツなどを手でちぎる
- 卵を混ぜる・溶く
- 食器を並べる
子ども用包丁もおすすめ!
また、料理のお手伝いの際には、包丁を使うこともあるでしょう。
包丁は、3歳頃から使える子ども用包丁があります。
子ども用の包丁は、一般的に3歳からが対象になっている商品が多いので、安全対策がきちんとある包丁を選んで、切る練習を始めることもおすすめです。
時間がある時にお願いする
子どもの料理のお手伝いのポイントは、料理がある時にお願いすることです。
忙しい時や時間がない時などは、子どもの料理のお手伝いの時間には不向きです。
料理の際には、包丁や火などを使いますから、お手伝いでは、子どもへの配慮が必要です。忙しさが注意力の低下を招く可能性がありますので、子どもに料理のお手伝いを教える余裕がない時は避けて、時間がある時にお願いしましょう。
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まとめ
お手伝いに料理がおすすめの理由についてご紹介しました。
料理や食事の準備などのお手伝いは、子どもにとって様々なメリットがあることもお分かりいただけたでしょう。
平日は、忙しくて時間が取れないという方は、休日にお手伝いの時間を作ることをおすすめします。
この機会に、ご家庭でのお手伝いの時間の中に、料理や食事の準備などを取り入れてみませんか。
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