プログラミング教育が必修化されたので、お子様のプログラミング学習に力を入れたいとお考えの保護者の方が増えているようです。
プログラミングは、国語や算数、音楽など教科の中でも学ぶことができますが、ロボット教室やプログラミング教室へ通うことで、スキルアップが期待できます。
しかし、ロボット教室とプログラミング教室、どちらが良いか迷っている方もいるでしょう。
今回は、ロボット教室とプログラミング教室を比較しますので、教室選びの参考にしていただければ幸いです。
ロボット教室とプログラミング教室を比較
ロボット教室とプログラミング教室では、学習内容や料金、期待できる効果などが異なります。
ここでは、ロボット教室とプログラミング教室を比較しながらご紹介します。
学習内容を比較
ロボット教室とプログラミング教室、まずは学習内容を比較してご紹介します。
ロボット教室ではロボットで学ぶ
ロボット教室では、ロボットに関する知識、プログラミングについて学びます。
ロボットは、ブロックやモーター、センサーなどを使って自分で作ります。
ロボットが完成したら、プログラミングを行ってロボットに指示を出し、ロボットを目の前で動かすので、結果がわかりやすいという特徴もあります。
ロボットという目の前にあり、触れることができる物があるので、プログラミング初心者のお子様でも分かりやすく、楽しみながら学ぶことができる内容になっています。
プログラミング教室ではゲームやアニメーションで学ぶ
プログラミング教室では、ゲームやアニメーションでプログラミングを学びます。
お子様でも理解しやすいビジュアルプログラミング言語を使って、まるでゲームをしているような感覚でプログラミングを基礎から学ぶことができます。
目の前に何かがあるわけではないのですが、お子様でも感覚的に操作できるプログラミング学習なので、ゲームをしているような感覚でプログラミングの知識を習得できます。
期待できる効果を比較
ロボット教室とプログラミング教室で期待できる効果を比較してご紹介します。
ロボット教室では器用さが身につく
ロボット教室では、手先を動かすので、器用さが自然に身につきます。
ブロックでロボットを組み立てる作業は、指先に刺激を与えますし、脳の発達も促します。
脳の前頭葉は、思考力やコミュニケーション、判断力に関わる部分と言われています。
ロボット教室で、ロボット製作とプログラミングを行うことで、脳にも良い効果が期待できるでしょう。
また、ロボット教室の場合は、教材をお友達と共有する教室もあります。
ロボットを一緒に使う場合は、譲り合いや忍耐、協調性なども身につきます。
お友達との関りによってお子様の成長を促すことにもなりますし、共有する場合はロボットキット代が安くなるというメリットもあります。
プログラミング教室では高度な知識が身につく
プログラミング教室ではパソコンの操作やプログラミングの基礎から学びます。
ゲームやアプリの開発も行いますから、ロボット教室よりもより高度な知識が身につきます。
プログラミング教室によっては、お子様のレベルに合わせてステップアップも可能です。
最初はパソコン操作から学び、プログラミングの基礎、ゲームやアプリの開発など徐々にレベルを上げていくことで着実にプログラミングの知識が身につきます。
小学校の科目の中だけではなく、ご家庭でもプログラミング学習に力を入れたいと思う保護者の方におすすめです。
料金を比較
ロボット教室とプログラミング教室の料金を比較してご紹介します。
ロボット教室はロボット代がかかる
ロボット教室では、ロボットを使うので、ロボットキット代がかかります。
ロボットキット代は、教室によって異なりますが、初期費用だけで5万円から10万円程度かかることもあります。
ロボット教室の中には、ロボット代がかからないところもありますので、気になるロボット教室があれば確認してみることをおすすめします。
プログラミング教室はパソコン代などがかかる
プログラミング教室ではタブレットやパソコンなどを使いますから、オンライン学習の際は学習に必要な機器を揃える必要があります。
初期費用は、入会金、教材費、月謝などですが、ロボット代がかからない分、ロボット教室よりは安くなる傾向にあります。
ロボット教室とプログラミング教室の効果
ロボット教室とプログラミング教室を比較しましたが、どちらでも学べることがあります。
ここでは、プログラミングを学ぶことで養うことができる効果をご紹介します。
積極性が身につく
ロボット教室やプログラミング教室では、コンテストや発表の機会を設けているところもあります。
人前で発表することに慣れていけば、度胸がつきますので、内向的なお子様も徐々に積極的になるというケースが多いようです。
積極性が身につき、プレゼン力も向上すれば、お子様の成長に繋がるだけではなく、将来にも役立ちます。
プログラミング的思考が身につく
ロボット教室やプログラミング教室では、プログラミング的思考も身につきます。
論理的思考の一部であり、物事を合理的に考えることができるようになります。
プログラミング的思考は、子供の頃だけではなく、将来においても重要になる思考です。
また、プログラミングは失敗することもあるので、自分でプログラミングし直し、再びチャレンジすることになりますので、創造力、忍耐力も身につきます。
おすすめのロボット教室とプログラミング教室とは
ロボット教室とプログラミング教室の違いやどちらにおいても期待できる効果などをご紹介しましたが、選択する教室によっても学習教材や料金などが異なります。
ここからは、おすすめのロボット教室とプログラミング教室についてご紹介します。
LITALICOワンダー
LITALICOワンダーは、年長さんから高校生まで対象にしているロボット教室、プログラミング教室です。
ゲームアンド&プログラミングコースやロボットコース、デジタルファブリケーションコースなどがあり、発達障害・ADHD・学習障害のお子様にも対応しています。
ロボットクリエイトコース
ロボットクリエイトコースは、年長さんから小学3年生までが対象です。
教材は、レゴや専用ソフトウェア、教材（テキストや動画）で、お子様の興味に合わせてアレンジして使用することができます。
自由な組み合わせで、様々な方法を試すことができるロボット教室です。
IT×ものづくり教室【LITALICOワンダー】のロボットクリエイトコースは、1回あたり90分で7,425円（税込）です。
オンライン受講の場合は、1回あたり60分で5,500円（税込）です。
オンラインのロボットクリエイトコースは、少人数のグループレッスンなので、学びやすく、目も届きやすいという特徴もあります。
ゲーム&アプリプログラミングコース
ゲーム&アプリプログラミングコースでは、Viscuit（ビスケット）やScratch（スクラッチ）などを使って、オリジナルのゲーム制作に挑戦できます。
通いだけではなく、オンラインでも学習もできますから、地方の方でもプログラミング教育を受けることが可能です。
無料体験実施中！
【LITALICOワンダー】の料金や授業を知りたいお子様、保護者の方には、無料体験会をおすすめします。
体験授業は同時に2名まで可能ですから、お友達やお兄弟とのご予約ができますので、この機会に是非ご検討ください。
デジタネ
デジタネは、マインクラフトやScratch、Roboloxなどを使ってゲーム感覚でプログラミングを学習できるプログラミング教室です。
デジタネの特徴は、月額料金4,980円（税込）で学び放題ということです。
デジタネの年間プランを選んだ場合は、月額料金が3,980円になるので、年間で12,000円お得です。
デジタネのコースは以下です。
- 小学1年生からが対象マイクラッチやScratch
- 小学校高学年からが対象Roblox、JavaScript、HTML&CSS
デジタネでは、ネットリテラシーを身につけることもできます。
ネットリテラシーとは、インターネットを使う上で理解しておくべき基礎知識です。
無料体験実施中！
デジタネ（旧D-SCHOOLオンライン）では、無料体験キャンペーンを実施中です。
マイクラッチコースの受講で必要になる、マインクラフトJava版（本体）の購入代金相当の3,960円が実質無料になるキャンペーンです。
更に、デジタネでは、2023年春にディズニーコースが登場しました。
ディズニー好きのお子様やご家庭にもおすすめのコースですから、この機会に体験会へ参加してみませんか。
まとめ
ロボット教室とプログラミング教室を比較してみましたが、いかがでしたか。
ロボット教室とプログラミング教室の内容は、それぞれ異なることがおわかりいただけたでしょう。
どちらにもメリット、デメリットがありますので、気になる教室を見つけた場合は、問い合わせや体験会へ参加することをおすすめします。
少なくとも2～3社ほどを比較して、お子様が長く、楽しく続けることができる、ロボット教室・プログラミング教室を選びましょう。
