ICT教育が始まり、パソコンやタブレットを使って学習することが一般的になりつつあります。
タブレット学習は、紙やペンなどを使わずに、好き場所から勉強に取り組むことができるという特徴があります。
しかし、便利なタブレット学習には、デメリットもあるので注意が必要です。
今回は、タブレット学習のデメリットやメリット、タブレット学習の効果を高める方法などを紹介します。
タブレット学習のデメリットとは
タブレット学習は、いつでもどこでも始めることができますが、お子様にとって様々なデメリットもあります。
デメリットを知ることで対策や予防もできます。
まずは、タブレット学習のデメリットをご紹介します。
勉強できないことがある
タブレット学習のデメリットは、勉強できないことがあるということです。
タブレット学習は、タブレッを使用しますので、故障やバッテリー切れによって勉強することができないということがあります。
また、インターネット回線がないと使えないタブレット教材もあります。
インターネット回線の不調によって、勉強できないということもありますのでご注意ください。
受け身になる可能性がある
タブレット学習のデメリットとして、受け身になるということがあります。
タブレット学習教材は、お子様ではなく、タブレットが学習の流れを作ります。
タブレットの流れに乗ってスムーズに勉強することができますが、受け身に慣れてしまうと自分で考える、調べるなどが疎かになる可能性があります。
体に負担がかかる可能性がある
タブレット学習のデメリットは、体に負担がかかる可能性があるということです。
タブレット学習に集中することで、学力アップや集中アップが期待できます。
しかし、集中しすぎることで体に負担をかけるかもしれません。
肩や首のこり、眼精疲労などが起きるかもしれませんので、適度に休憩を入れるように声を掛ける必要があるでしょう。
タブレット学習のメリット
タブレット学習のデメリットをご紹介しましたが、メリットもあります。
ここからは、タブレット学習のメリットをご紹介します。
お子様でも勉強しやすい
タブレット学習のメリットとして、お子様でも勉強しやすいということがあります。
勉強する際は、教科書やノート、定規、ペンなどを用意して、どこから始めるか、何から始めるかなどを考える必要があります。
しかし、タブレット学習であれば、タブレット1台あれば、すぐに勉強を始めることができます。
タブレット学習教材の中には、アニメのようなキャラクターと一緒に学べるタイプ、ゲームをしているような感覚で楽しめるタイプもあります。
タブレット学習の勉強のしやすさは、学習意欲の向上にも繋がるでしょう。
理解しやすい
タブレット学習のメリットとして、理解しやすいということもあります。
タブレット学習では、お子様一人の学習になるので、理解しやすいように、音声や動画での説明があります。
また、問題の採点も自動ですし、正確ですから、保護者の方が確認する、教えるなどの負担がないというメリットもあります。
間違いを克服できる
タブレット学習のメリットとして、間違いを克服できるということもあります。
タブレット学習では、お子様の勉強内容をデータとして保存しておくことができます。
保存することで保護者の方もお子様の学習状況が理解できるのですが、この機能があることで、間違った問題や苦手な問題も記録し、繰り返し学ぶことができます。
苦手分野は、できるだけ避けたくなるものですが、タブレット学習では何度も出題されます。
タブレット学習には、自動で問題が出題される反復学習機能があるので、避けることはできません。
お子様が間違えず、理解できるまで何度も挑戦することになるので、理解できたことや覚えたことは、定着しやすいでしょう。
勉強の習慣がつく
タブレット学習のメリットとして、勉強の習慣がつくということがあります。
お子様の学力を伸ばすためには、毎日の勉強が欠かせません。
毎日少しずつでもタブレット学習を続けることで、勉強する習慣を自然に身につけることができます。
タブレットやパソコンなどを活用するICT教育も始まりましたので、小さい頃からタブレット学習を行い、勉強することに慣れることで、受験や就職活動、資格取得など大人になってからも様々なメリットが期待できるでしょう。
タブレット学習の効果を高める方法
タブレット学習のデメリットやメリットについてご紹介しましたが、ここでは、タブレット学習の効果を高める方法をご紹介します。
学習環境を整える
タブレット学習の効果を高めるためには、学習環境を整えることをおすすめします。
タブレット学習は、基本的にどこででもできます。
学習環境が整っており、お子様が集中できる空間があれば、更に学習効果を高めることができます。
時間を決める
タブレット学習の効果を高めるためには、時間を決めることも大切です。
集中力は、何時間も継続するわけではありません。
大体15分~30分がタブレット学習の目安です。
適度に休憩を入れてタブレット学習を無理なく続けることができるように、親や保護者の方の時間への配慮が必要です。
ご褒美を用意する
タブレット学習の効果を高めるために、ご褒美を用意することもおすすめです。
小学生になってから勉強を始めるお子様が多いですが、「なぜ勉強するのか」という勉強する意味、理由がわかっていない場合もあります。
勉強する必要性は、大人であれば試験のため、資格取得のためなど理解できることですが、子供にとってはわからないこともあります。
目標があれば、やる気に繋がりますので、勉強の後はゲームができる、家族でどこかへ出かけるなど何かやる気に繋がることを準備しましょう。
金銭によるご褒美の場合は、心が満たされない傾向にあります。
タブレット学習後のご褒美は、お子様の感情を満たすことができるようなことをおすすめします。
タブレット学習のおすすめとは
プログラミング教育が必修化されたことで、小学校や中学校で、タブレットやパソコンが配布されています。
中でもタブレット端末の配布は多いので、タブレットを使用する学習は、今後一般的になるでしょう。
タブレット学習教材は、復習のしやすさだけではなく、無学年方式による先取り学習、出席扱い、アニメによる授業など様々な特色があります。
ここからは、タブレット学習におすすめの教材をご紹介します。
すらら
すららは、小学1年~高校3年生までが対象で、小学校・中学校・高校まで対応しています。
経済産業省の未来の教室実証事業に採用されており、不登校でも出席扱いになるサポートがあります。
すららの魅力は以下です。
- 無学年式オンライン教材
- 経験豊富なコーチがサポート
- 学習継続率は89.1%
- 学校・塾で40万人が利用
すららの利用料金は、教科数や学年によっても異なります。
無料体験実施中!
すららでは、特別無料体験も実施しています。
89.1%のお子様が学習を継続していますので、この機会にすららの無料体験を試してみませんか。
スマイルゼミ
スマイルゼミは、幼児コースから高校生コースまでのタブレット学習教材です。
スマイルゼミは、テキストや問題集などはいらないので、タブレットさえあれば、どこででも勉強することができます。
幼児コースの内容
幼児コースでは、毎月約220問の配信があり、小学校や中学校レベルの先取りも可能です(算数/国語)。
文字がまだ読めないお子様でも一人で学ぶことができるように、文章読み上げ機能がありますから、一人での学習が可能です。
使用するペンは、鉛筆のような書き心地ですし、正しい書き順が身につくように、お手本には動きによるナビゲートもあります。
小学生コースの内容
スマイルゼミ小学生コースでは、算数や英語、国語、プログラミングなどを学ぶことができます。
小学1年生の国語の長文の読解では、音声解説があるので、発声や発音、文章の内容が理解できる内容になっています。
算数では、視覚的に計算方法を理解できるような解説があり、時計の動きなどはアニメーションの解説で身につけることができます。
英語は、単語や絵を見て、ネイティブな英語の発音を身につけていきますし、アクセントの習得もできるように、自分の声を録音してお手本と比較することもできます。
この他に、中学生コース、高校生コースもありますので、長く続けることができるスマイルゼミをこの機会に、是非ご検討ください。
天神
天神は、幼児から中学生まで対応のタブレット学習教材です。
問題数豊富で教科書準拠の「天神」小学生版は、学びやすく、兄弟姉妹が何名でも無料で利用できるという魅力があります。
先取り学習や戻り学習もできますし、画像やアニメも豊富なので、お子様が楽しみながら勉強することができます。
天神は買取
天神の料金は、月額料金ではなく、買取料金です。
1年分の学習教材を買い取って学習するという特徴があるので、初期費用としては、他の教材より高めですが、兄弟姉妹で使うことができます。
また、タブレット版、パソコン版共に保証があり、教育内容が変わった場合はデータのバージョンアップにも対応しています。
天神は、インターネットに接続しなくても学習することができるので、気になる方は資料請求してみませんか。
まとめ
タブレット学習のデメリットやメリットなどについてご紹介しました。
タブレット学習は、お子様に様々な効果が期待できることもお分かりいただけたでしょう。
タブレット学習教材は、お子様一人でも勉強しやすい教材です。
気になるタブレット教材があれば、資料請求やご相談などで比較検討することをおすすめします。
勉強することは楽しいことと思うことができれば、長く続けることができますので、お子様に合うタブレット学習教材を選びましょう。