小学校では、作文を書く機会があり、低学年から始まります。
作文にはコツがあるので、コツさえつかめば、それほど難しいことではありません。
苦手意識を持ってしまうと作文を書くこと自体が嫌いになる可能性がありますので、親や保護者様が作文の楽しさやコツを子どもに教えることをおすすめします。
しかし、どんな風に作文を書けば良いのか、書き方やコツがわからないという方もいるでしょう。
今回は、小学生向け!作文の書き方をご紹介します。
小学生向け!作文の書き方のコツ
小学生の作文は、低学年から始まります。
長い文章を書くことに慣れていない時期なので、作文に苦手意識を持つ子どもが多いようです。
しかし、作文は、コツさえつかめば、子どもでも難しくなく、書き上げることができます。
ここからは、小学生向け作文の書き方のコツを4つご紹介します。
テーマを決める
小学生向け作文の書き方のコツは、テーマを決めることです。
作文の課題では、テーマがある場合とテーマがない場合があります。
テーマがある場合は、そのテーマに沿った内容を書けば良いのですが、問題はテーマがない場合です。
小学生の子どもが自分で作文のテーマを決めるということは、難しいことと思われるかもしれませんが、自分にとって身近なテーマにすることで、書きやすくなります。
小学生の作文で書きやすいテーマは以下です。
運動会や遠足、旅行、学芸会など学校行事について
学校行事では、普段の授業とは異なる体験ができます。
授業と比べることで、違いや面白さ、気づきなどについても書くことができるので、作文のテーマとしておすすめです。
家族旅行や遠出、外食、イベントへの参加など家族時間について
家族時間は、家族で楽しい体験やハラハラドキドキ体験、美味しい体験など感情に関わる内容が多く、作文のテーマとして書きやすいのでおすすめです。
祖父母やご近所さん、友達など親しい人について
親しい人や身近な人について書くことは、その人がどんな人なのかという紹介やその人への感情、思いなどを書くことができるので、作文のテーマとしておすすめです。
文章の構成を考える
小学生向け作文の書き方のコツは、文章の構成を考えることです。
作文は、ただ思いついたまま書くのではなく、最初に文章の骨組みとなる構成を考えることが大切です。
作文のテーマが決まったら、はじめ・なか・おわりの3つのパートに分けて考えてみましょう。
はじめとは
作文のはじめとは、選んだテーマについて紹介する部分です。
興味を持ってもらえるようなエピソードを交えること、そして誰もが分かりやすい作文のタイトルをつけることもコツです。
なかとは
作文のなかとは、具体的な出来事を書く部分です。
自分がしたことや感じたこと、感想、気づいたことなどを順序立て書いていきましょう。
段落を作って分けることで、読みやすく、伝わりやすくなるのでおすすめです。
おわりとは
作文のおわりとは、まとめや全体の感想を書く部分です。
感想だけではなく、特に印象に残っていることや意見、今後取り組みたいことなど、作文全体を振り返りながらまとめると良いでしょう。
構成に沿って書く
小学生向け作文の書き方のコツは、構成に沿って書くことです。
文章の構成を考えたら、その通りに文章を書いていきます。
はじめ・なか・おわりの構成を考えている時、書く内容や書きたいことを箇条書きにしておくと、実際に書く時にスムーズに進むのでおすすめです。
作文を書き終えたら見直す
小学生向け作文の書き方のコツは、作文を書き終えたら見直すことです。
作文を見直す際に気を付ける部分は以下です。
- 誤字や脱字がないか
- マスのズレがないか
- 接続詞を繰り返している所がないか
- 句読点が正しい位置にあるか
- 分かりづらい表現がないか
- 1文が長すぎる箇所がないか
作文は、見直しをしてこそ完成しますので、必ず見直すことをおすすめします。
小学生向け!作文の書き方のポイントとは
小学生が作文を書く際は、書き方の流れだけではなく、作文を書く際のポイントを理解した上で進めることも大切です。
ここからは、小学生向け!作文の書き方のポイントをご紹介します。
一文を短くする
小学生向け作文の書き方のポイントは、一文を短くすることです。
小学生の作文では、1つの文に書きたいことを詰め込みやすいので、長文になるケースもあります。
長文ばかりが続く作文は、読みづらく、伝わりにくい作文になってしまいます。
書きたいことが複数ある場合は、文章を分けることで、1文を短くすることができます。
形容詞を使い過ぎない
小学生向け作文の書き方のポイントは、形容詞を使い過ぎないことです。
楽しい、面白い、感動したなど、形容詞を使うことは、人に伝えやすく、魅力的な文章にもなります。
しかし、形容詞を使い過ぎると話が続きません。
「○○の動きが面白かった」というように、形容詞を使うと文章もそこで終わってしまいます。
具体的な状況や出来事を書いてから、形容詞を使うことで、より強い印象を残すことができますから、形容詞を使い過ぎないように気を付けましょう。
話し言葉を使わない
小学生向け作文の書き方のポイントは、話し言葉を使わないことです。
作文を書く際に話し言葉を使うと、軽い印象の文章に仕上がってしまいます。
「たくさん」は「多い」というように、書き言葉のルールを守って書きましょう。
文末を同じにしない
小学生向け作文の書き方のポイントは、文末を同じにしないことです。
「○○ます。○○ます。」と同じ文末の繰り返しは、単調になりやすく、読み手が飽きてしまいます。
過去のことであれば、「ます」を過去形の「ました」にする。
会話文を入れるなどして、文末を変えるようにしましょう。
「そして」の繰り返しも避ける!
小学生の作文では、「そして」という接続詞の繰り返しも多い傾向にあります。
「そして」を使わなくても文章が成立することもあるので、見直しの際に確認することをおすすめします。
原稿用紙の書き方のルールに従う
小学生向け作文の書き方のポイントは、原稿用紙の書き方のルールに従うことです。
原稿用紙の書き方にはいくつかのルールがあります。
- 作文のタイトルは、2マスから3マスあけて書く
- 段落のはじめは、1マス下げる
- 句読点、かぎかっこの閉じるほうは、行のはじめに書かずに最後のマス目か欄外に書く
- かぎかっこを使う会話文の際は、行を変えて書く
小学生向け!作文の書き方が上手くなる方法とは
小学生向け作文の書き方のコツやポイントについてご紹介しましたが、ここからは小学生向け!作文の書き方が上手くなる方法をご紹介します。
添削する
小学生向け作文が上手くなる方法として、親や保護者様が添削することをおすすめします。
作文の中にいくつも伝えたいことがある場合は、作文の内容が分かりづらくなります。
この中でも一番伝えたい部分がどこなのかを子どもに質問して、的を絞って書くこと、そして具体的に書くことを促しましょう。
語彙力を高める
小学生向け作文が上手くなる方法として、語彙力を高めることもおすすめです。
語彙力が豊富な子どもは、作文などで表現する力が上手いだけではなく、自分の気持ちを相手に伝えやすくなります。
読書や語彙力アップのゲームなどを取り入れて、子どもの語彙力を高めましょう。
考える習慣をつける
小学生向け作文が上手くなる方法として、考える習慣をつけることもおすすめです。
普段から様々なことに疑問を抱き、考える子どもになれば、作文を書く時、タイトルや内容、文章作りに困りません。
普段から考える習慣がついていれば、自分の考えが浮かびやすく、作文の文章を書くことが得意になるでしょう。
読書感想文もお任せの【ブンブンどりむ】もおすすめ!
【ブンブンどりむ】は、国語の総合力を身につけることができる作文通信教育講座です。
ブンブンどりむでは、読解力や思考力をマンガ形式のオリジナル教材で学習します。
学習時間の目安は、1日10分で、無理なく続けることができるという魅力もあります。
国語力が上がることは、算数の文章問題も理解しやすくなり、相乗効果が期待できるのでおすすめです。
作文添削あり!
ブンブンどりむの作文添削の原則は、ほめて伸ばすことです。
一人ひとりに寄り添ってシートいっぱいにコメントを書き込みます。
子どもがまた書きたいと思える添削なので、提出率は約80%です(2020年4月実績)。
キャンペーン実施中!
ブンブンどりむでは、キャンペーンを実施しています。
作文添削をお得に体験できますので、この機会にブンブンどりむを試してみませんか。
まとめ
小学生向け!作文の書き方についてご紹介しました。
作文の書き方には、様々なコツやポイントがあることもお分かりいただけたでしょう。
作文は、小学生の課題として出されることが多いですが、作文の書き方のコツやポイントさえつかめば、難しいことではなくなります。
作文の書き方を身につけることができる作文講座もありますので、この機会に、お子様に合う方法を取り入れて、作文の書き方を高めてみませんか。
コメント