プログラミング的思考を身につけることは、小学校のプログラミング教育の目的です。
プログラマーになるための技術や知識ではなく、プログラミング学習で様々な力を身につけ、伸ばしていくことなので、子どもの生きやすさにも繋がるでしょう。
しかし、子どもの将来のためにも必要な力と言われても、プログラミング的思考はいつ使うのか、何に役立つのかがわからないという方もいるでしょう。
今回は、プログラミング的思考はいつ使うのか、使い方や特徴、何に役立つかなどについてご紹介します。
プログラミング的思考はいつ使う?特徴や使い方とは
プログラミング的思考は、物事を最適な方法で解決するためには、どのようにすれば良いか考える力です。
論理的思考の一部であり、効率重視です。
プログラミング的思考は、文部科学省の小学校段階におけるプログラミング教育の在り方で、以下のように書かれています。
「プログラミング的思考」を身に付けることは、情報技術が人間の生活にますます身近なものとなる中で、それらのサービスを受け身で享受するだけではなく、その働きを理解して、自分が設定した目的のために使いこなし、よりよい人生や社会づくりに生かしていくために必要である。
文部科学省「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方」抜粋あり
また、プログラミング的思考は、以下の5つの力が身につきます。
- 抽象化
- 分解
- 一般化
- 組み合わせ
- 分析・評価
プログラミング的思考は、どんな仕事に就く上でも求められる力と言われていますが、日常ではいつ、どんな風に使うのかわからない方もいるでしょう。
ここからは、プログラミング的思考はいつ使うのか、使い方や何に役立つかなどについてご紹介します。
料理で使う
プログラミング的思考はいつ使うか、それは料理の時です。
材料を切る、焼く、盛りつけるなどの料理では、プログラミング的思考を使います。
プログラミング的思考は、物事を順序立てて考えることです。
- 何を作るか、メニューを考えて決める
- 使う食材、どんな風に盛り付けるかなどを考える
- 手順を整理しながら調理を行う
- 完成後に反省点、改善点を考える
料理のメニューを考えるところからスタートして、ゴールの完成まで考えること、効率を重視することなどはプログラミング的思考です。
失敗して改善点を考えることは、プログラミングの際に起きる、トライ&エラーと同じなので、プログラミング的思考は、料理で養うこともできます。
親子で料理をすることは、コミュニケーションをとる、絆を深めるだけではなく、一緒にプログラミング的思考を身につける機会になるので、家庭学習としてもおすすめです。
お片付けで使う
プログラミング的思考はいつ使うのか、それはお片付けの時です。
不要な物を捨てるだけではなく、整えること、掃除することなどお片付けでは様々なことを考えます。
お片付けしなければならない原因があれば、探す必要もあります。
- 物をしまう場所がない
- 要らないものを捨てることができない
- 片付けの習慣がない
上記のように、お片付けの手順だけではなく、改善すべきことも考えて作業することは、プログラミング的思考です。
「ルビィのぼうけん」は、子どもにプログラミング的思考を理解してもらうには、最適な本です。
問題解決のために様々なことを考えていくお話なので、親子の読書にも最適でしょう。
家事で使う
プログラミング的思考はいつ使うか、それは家事の時です。
皿洗いや洗濯、掃除など家事は様々な作業がありますが、プログラミング的思考を使っています。
例えば、皿洗いで考えてみましょう。
コップやお皿を洗う際は、洗剤を使って汚れを落として、水で洗い流します。
濡れた食器類は布で拭いてから食器棚へ片づけますが、この場合もプログラミング的思考を使います。
効率良く皿洗いを終えるためには、1つずつではなく、一度に洗って流すという方法が良いでしょう。
また、落ちにくい汚れは、先に浸け置きしたほうが良いので、洗う前に汚れをチェックすることも必要です。
プログラミング的思考は、効率良く考えて作業することです。
皿洗いを時短で、効率良く終わらせるための方法を考え、新しい方法を考えながら家事することは、プログラミング的思考を使うことに繋がります。
- 洗剤やスポンジは、用途別に使い分けたほうがいい
- 拭き取り効果が高い布を使ったほうが綺麗になる
- 水よりお湯で流したほうが汚れ落ちはいい
上記のように、改善点も考えることで、家事をスムーズに進めていくこともできるでしょう。
買い物で使う
プログラミング的思考はいつ使うか、それは買い物の時です。
買い物では、何を買うか、どこのお店でどんな風に探すか、何から買うかなど様々なことを考えます。
効率良く店内を歩いて、お会計して帰るにはどうすればいいか順序立てて考えることは、プログラミング的思考です。
買い物では、冷凍品、お惣菜、常温品など様々な物を買うでしょう。
最初に冷凍品売り場へ行けば、溶けてしまうかもしれません。
冷凍品売り場で何を買うか、下調べをしてから、常温品→お惣菜→最後に冷凍品売り場へ行こうと考えることが、効率重視のプログラミング的思考です。
お店によって買い物の手順、周り方も異なるでしょうから、家族で考えながら出かけることで、プログラミング的思考を自然に養うことができるでしょう。
ゲームで使う
プログラミング的思考はいつ使うのか、それはゲームの時です。
カードゲームやボードゲーム、パズルなど、ゲームの際は、様々なことを考え、相手との駆け引きも行います。
どうすれば、ゴールという勝利へ一番に到達できるのかを考えて、試行錯誤することは、プログラミング的思考です。
また、積み木やブロック、レゴなどの遊びでもプログラミング的思考を使います。
ブロックを使ってロボットを作り、プログラミングで動かす教材や教室もありますので、物作りがプログラミング的思考を伸ばすことにもなるでしょう。
ゲームによっては、選択肢の中から自分で答えを探す必要もあるので、集中力、忍耐力、問題解決力も養うことが期待できます。
子どもにおすすめのプログラミング学習法とは
プログラミング的思考は、日常の様々な場面で使っていることがお分かりいただけたでしょう。
プログラミング的思考を身につけるためには、子ども向けのプログラミング教室やプログラミング教材もおすすめです。
ここからは、「WonderBox(ワンダーボックス)」をご紹介します。
WonderBox(ワンダーボックス)は、STEAM教育が学べるという特徴がある学習教材です。
約10種類の教材で構成されており、プログラミング、アート、パズルなどを自由に学ぶことができます。
お子様の意欲を引き出して、感性と思考力を育てることを目的としているので、正解がない自由な創作ができるという魅力もあります。
ワンダーボックスのコースとは
WonderBoxのコースは以下です。
- 4歳からのコース/自信と興味を育てる
- 6歳からのコース/理系センスと発想力を磨く
- 8歳からのコース/論理的思考力やプログラミングを学ぶ
毎月ご自宅に届くキットは、ワークブックやパズルなどで、専用のアプリを組み合わせて学ぶスタイルです。
ワンダーボックスでは無料お試し実施中!
ワンダーボックスは、入会金や送料が無料なので、安心して始めることができる学習教材です。
資料請求では、お申込みの方へパンフレットと体験教材が届きます。
アプリ教材を無料でお試しできるこの機会に、是非ワンダーボックスをご検討ください。
まとめ
プログラミング的思考はいつ使うのか、日常生活での使い方、何に役立つのかなどについてご紹介しました。
プログラミング的思考は、小学校でのプログラミング教育の目的であり、子どもの将来にとっても良い効果があることがお分かりいただけたでしょう。
ご紹介したプログラミング的思考の使い方をお子様と試して伸ばしていく方法もありますが、プログラミング教材やプログラミング教室を取り入れることもおすすめです。
気になるプログラミング教材や教室があれば、体験会への参加や資料請求などして、この機会にご家庭でのプログラミング学習を検討してみませんか。