小学校で必修化されたプログラミング教育では、プログラミング的思考や論理的思考、創造力、集中力、忍耐力など様々な力が身につくという効果が期待できます。
また、大学入学共通テストの備えや将来の選択肢が増えること、人生においてもプログラミングを活用できることなどメリットが豊富です。
しかし、子どもにプログラミング学習を取り入れたいけれど、どのようにしてプログラミングスクールを選べば良いかがわからないという方もいるでしょう。
今回は、小学生向けプログラミングスクールの選び方についてご紹介します。
小学生向けプログラミングスクールの選び方やコツとは
プログラミング教育の目的は、難しいコードや記号を覚えることではなく、プログラミング的思考を養うことです。
小学校では、教科の中で取り入れてプログラミングを学びますが、学校や指導する教師によって学習内容は異なります。
プログラミング学習の効果を高めたい、プログラミングの知識を身につけて欲しいとお考えの保護者の方には、プログラミングスクールがおすすめです。
オンラインでご自宅から学べる教室もあれば、通うスタイルの教室もありますが、最優先にすべきは、お子様が楽しく学べることです。
ここからは、小学生向けプログラミングスクールの選び方やコツについてご紹介します。
対象年齢で選ぶ
小学生向けプログラミングスクールの選び方として、対象年齢があります。
プログラミングスクールは、教室によって対象年齢が異なります。
一般的なプログラミングスクールの対象年齢は、小学生からですが、幼稚園年長さんからを対象にしている教室もあります。
未就学児の場合は、勉強というよりも遊びの中で、プログラミングに触れるというスタイルが多くなっています。
未就学児でも理解しやすいように、レゴやブロック、ロボットなどの教材を使います。
モノ作りを通してプログラミング学習を行いますので、モチベーションが下がることもないでしょう。
費用で選ぶ
小学生向けプログラミングスクールの選び方として、費用もあります。
プログラミングスクールでは、入会金、月額料金、教材費、イベント費など様々な費用がかかります。
ロボットプログラミング教室とプログラミング教室の費用を比べた場合は、ロボットキット代が必要になるロボットプログラミング教室のほうが、高くなります。
ロボットキット代だけで、3万円から6万円程度かかるロボットプログラミング教室もあります。
プログラミング教室では、パソコンやマウス、インターネット環境を整える必要がありますが、ロボットキット代がかからない分、費用を抑えることができるでしょう。
カリキュラムで選ぶ
小学生向けプログラミングスクールの選び方として、カリキュラムもあります。
ロボットプログラミング教室では、ロボット作りとロボットを動かすためのプログラミングを行います。
プログラミング教室では、ゲームやアニメーションなどをプログラミングで行います。
また、プログラミングスクールによってもカリキュラムは異なりますから、ホームページの確認、資料請求、体験会への参加もおすすめです。
子どもの興味や関心で選ぶ
小学生向けプログラミングスクールの選び方として、子どもの興味や関心も大切です。
どんなに魅力的な内容のプログラミングスクールでも、教室の雰囲気や講師、教材との相性などは、実際に体験しないとわかりません。
無料体験会へ参加することで、ロボットプログラミング教室とプログラミング教室のどちらが良いか、大人数と個人指導のどちらが良いかなどもわかるでしょう。
ロボットプログラミング教室から始めて、プログラミングに興味を持つようになったら教室を移るという方法もあります。
プログラミングスクールでは、体験会を実施しているところが多いの、様々な教室へ参加することをおすすめします。
色々なカリキュラムや教室を体験してみることで、お子様にピッタリのプログラミングスクールが見つかるでしょう。
続けやすさで選ぶ
小学生向けプログラミングスクールの選び方として、続けやすさもあります。
プログラミングスクールは、オンラインでご自宅から学べるスタイルと教室へ通う2つのスタイルがあります。
送迎の時間を取ることができない、家から遠いなどの場合は、オンラインのプログラミングスクールが良いでしょう。
プログラミング仲間を作ってあげたい、月に数回程度なら送迎できるという場合は、教室へ通うスタイルでも良いでしょう。
プログラミング学習を楽しく続けるためには、親も子も負担にならないプログラミングスクールを選ぶことが大切なので、月の授業回数や授業時間帯も必ず確認しましょう。
小学生向けおすすめのプログラミングスクールとは
小学生向けプログラミングスクールの選び方についてご紹介しましたが、ここからはおすすめのプログラミングスクールをご紹介します。
小学生向けおすすめのプログラミングスクール「LITALICOワンダー」、「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」をご紹介します。
LITALICOワンダー
LITALICOワンダーは、幼稚園年長さんから高校3年生が学べるプログラミング・ロボットプログラミング教室です。
ゲームやアプリ制作を行うコース、ロボットで学ぶコースなど、5つのコースがあります。
【LITALICOワンダー】- ロボットクリエイトコース
- ロボットテクニカルコース
- ゲーム&アプリプログラミングコース
- ゲーム&アプリエキスパートコース
- デジタルファブリケーションコース
ゲーム&アプリプログラミングコース
LITALICOワンダーのゲーム&プログラミングコースでは、お子様の興味や習熟度に合わせて教材をアレンジすることができます。
- Scratch
- Viscuit
- オリジナル教材(テキストやカードなど)
教材は、簡単な操作や理解しやすい内容なので、未就学のお子様でも学ぶことができます。
Scratchによるゲーム制作から、オリジナルゲームの制作やより複雑なプログラミングへチャレンジすることができるので、スキルアップができるコースです。
ロボットクリエイトコース
LITALICOワンダーのロボットクリエイトコースでは、ブロックを組み立ててロボット製作を行い、マウス操作でプログラミングを行います。
プログラミングだけではなく、ロボット製作の中で、機械が動く仕組みについても学ぶことができます。
工作やものづくりが好きなお子様やブロック遊びが好きなお子様向けのコースで、オンライン受講にも対応しています。
LITALICOワンダーの授業や雰囲気を知りたいお子様や保護者の方は、体験授業へ参加できます。
全てのコースで無料体験授業を行っており、LITALICOワンダーのオンラインの雰囲気を味わうことができます。
LITALICOワンダーの無料体験会は、お友達やお兄弟とのご予約ができますので、是非この機会に参加してみませんか。
QUREO(キュレオ)プログラミング教室
QUREO(キュレオ)プログラミング教室は、小学生以上が対象のプログラミング教室です。
QUREO(キュレオ)プログラミング教室は、全国に2,400以上の教室があり、1回あたりの授業時間は60分です。
プログラミング教室数国内No.1!「QUREOプログラミング教室」学習教材は、QUREOというビジュアルプログラミングを使用します。
2200年の近未来都市キュレオシティが舞台になっており、ゲームをしている感覚で、プログラミングを学べるという魅力があります。
基本のビジュアルプログラミングコースと応用のテキストプログラミングコースがあります。
ビジュアルプログラミングコース
ビジュアルプログラミングコースは、小学生推奨のコースで、平均通学期間は2年から3年間です。
プログラミングを初めて学ぶお子様でも楽しめるように、図形やイラストなどで学習します。
ゲームをしながらプログラミングの基礎から学んでいきますし、一緒に旅に出るキャラクターたちもいるので、お子様でも楽しみながらビジュアルプログラミング学習を行うことができます。
テキストプログラミングコース
テキストプログラミングコースは、中学生や高校生推奨のコースで、平均通学期間は2年間です。
文字や記号、数字のみでゲームを作るので、本格的なプログラミングコースです。
実際の開発に使われるプログラミング言語を学びますが、徐々にステップアップしていくカリキュラムなので、復習を繰り返しながら自然にコードを身につけていきます。
QUREO(キュレオ)プログラミング教室では、無料体験を受付中ですから、この機会に是非ご検討ください。
まとめ
小学生向けプログラミングスクールの選び方についてご紹介しました。
小学生がプログラミングを学ぶ際は、無理なく、楽しく学べる教室を選ぶことが大切ということもお分かりいただけたでしょう。
プログラミング学習では、様々な力を身につけることができるので、勉強だけではなく、生きやすさにも繋がります。
2030年には、日本のIT人材不足も懸念されていますので、是非この機会に、お子様のプログラミング学習について考えてみませんか。