Scratchは、2006年マサチューセッツ工科大学(MIT)で開発されたビジュアルプログラミング言語です。
8歳から使えるプログラミング言語としてデザインされており、日本語だけではなく、40以上の言語に対応しています。
Scratchは、世界中にユーザーがいますが、どうしてこんなに人気があるのかについて、ご存知でしょうか。
今回は、Scratchが人気の理由やScratchで学ぶことができる子ども向けプログラミングスクールなどをご紹介します。
Scratchが人気の理由とは
Scratch(スクラッチ)は、マサチューセッツ工科大学のメディアラボが開発したビジュアルプログラミング言語です。
全世界の登録ユーザー数は、8,500万人以上で、ブロックでプログラミングを行います。
Scratchは、子どもでも楽しみながらプログラミング学習ができるように開発されており、幼児向けのScratchJr(スクラッチジュニア)もあります。
ここからは、Scratchが人気の理由をご紹介します。
ゲームを作ることができる
Scratchが人気の理由として、ゲームやアニメーション、音楽などを作ることができるということがあります。
Scratchでは、画像やキャラクターなど素材が豊富なので、簡単に作品を作ることができます。
- キャラクターの設定や背景を設定する
- キャラクターを動かす
- 音をつける
上記のように、基本的な操作ができれば、ゲームを作ることができます。
Scratchは、命令が書いてあるブロックをマウスでドラッグしてプログラミングを行うビジュアルプログラミングを使用します。
ビジュアルプログラミング言語は、見た目がわかりやすく、直感的に操作できるので、ゲームやアニメーション作りで挫折するという心配はいりません。
作った作品はシェアできる
Scratchが人気の理由として、作った作品をシェアできるということもあります。
世界中の人が作った作品を見る、遊ぶなどして共有することで、自分の作品作りのヒントにもなるでしょう。
感覚的に操作できる
Scratchが人気の理由として、感覚的に操作できるということがあります。
ゲームやアニメーション、音楽などは、色分けされたブロックを使って作ります。
Scratchのブロックは、プログラミングコードの役目になっており、機能によって色が異なります。
マウス操作でブロックを繋げるだけで、お子様でも簡単にプログラミングを作ることができるので、理解しやすいという特徴もあります。
Scratchは、感覚的に操作できる教材なので、教える側も指導しやすいことから、小学校のプログラミング教育に関する研修教材としても指定されています。
プログラミングの流れがわかる
Scratchが人気の理由として、プログラミングの流れがわかるということもあります。
Scratchは、ブロックを使って上から下へ命令することが基本です。
上から下へ順番にプログラミングを組むことは、本格的なプログラミングでも同じです。
ビジュアルプログラミングで命令を出す流れを身につけておけば、スキルアップして本格的なプログラミング言語を扱う際にも、スムーズに取り組むことができるでしょう。
様々な力が身につく
Scratchが人気の理由として、様々な力が身につくということもあります。
Scratchを使ってプログラミング学習を行うことで、子どもの様々な能力を伸ばすことができるので、幼児期から始めることもおすすめです。
プログラミング的思考が身につく
Scratchでは、小学校のプログラミング教育の目的であるプログラミング的思考を養うことができます。
小学校では、難しいコードや記号を学ぶことが目的ではありません。
プログラミング的思考は、論理的思考の一部であり、効率が重視されます。
Scratchを使ってプログラミング的思考を身につけることで、他の教科の学力を高めるだけではなく、子どもの将来においても様々な効果が期待できるでしょう。
問題解決力が身につく
Scratchでは、様々な操作があり、ブロックを並べていくので、どのように指示を出せば良いか考えることになります。
作品を完成させるために考えることは、問題に直面した時に自分で考えてゴールまで到達する力である問題解決力を養うことに繋がります。
Scratchを利用して問題解決力を身につけることで、人間関係や勉強、将来のことについても自分で考えて解決することができるようになるでしょう。
創造力が身につく
Scratchでは、キャラクターや背景、音などを作品に利用しますので、創造力を刺激することができます。
創造力が高まることで、作品に対しても意欲的に取り組むことができますし、プログラミング以外の場面でも活かすことができます。
Scratchを使うことで、創造力や表現力も養うことができますので、お子様のクリエイティブな面も高めることができるでしょう。
コミュニケーション能力が身につく
Scratchには、コミュニティ機能があるので、ユーザー同士でコミュニケーションをとることもできます。
日本だけではなく、世界中の人たちと交流でき、発信やリアクションも可能なので、触れ合いを通してコミュニケーション能力が身につきます。
様々なユーザーとコミュニケーションをとることで、Scratchでのプログラミング学習にもやる気が出て、意欲的に取り組むこともできるでしょう。
簡単に始めることができる
Scratchが人気の理由として、簡単に始めることができるということもあります。
Scratchは、教育機関だけではなく、ご家庭でも使うことができるので、家族で楽しむことも可能です。
Scratchは、完全無料で利用することができます。
Scratch公式ページから参加するだけで、すぐに始めることができます。
また、ダウンロードが可能なので、インストールしておくことで、インターネットに接続しなくても利用できます。
Scratchでプログラミングを学べるLITALICOワンダーとは
Scratchは、インターネット接続やダウンロードでご家庭から学ぶこともできますが、プログラミングスクールでも学ぶことができます。
ここでは、Scratchでプログラミングを学べる「LITALICOワンダー」をご紹介します。
LITALICOワンダーは、幼稚園年長さんから高校3年生が対象のプログラミングスクールです。
ロボットプログラミングの他、プログラミングを学ぶこともできます。
ゲーム&アプリプログラミングコースとは
LITALICOワンダーのゲーム&プログラミングコースでは、お子様の興味や習熟度に合わせて教材をアレンジすることができます。
- Scratch
- Viscuit
- オリジナル教材(テキストやカードなど)
上記教材は、簡単な操作や理解しやすい内容なので、未就学のお子様も学ぶことができます。
Scratchは、ゲーム制作からオリジナルゲーム制作、そしてより複雑なプログラミングへチャレンジすることもできるます。
Scratchが学べるゲーム&プログラミングコースでは、お子様のスキルアップが可能なので、知識や技術を身につけて、さらに高めたいとお考えの方におすすめです。
ロボットクリエイトコース
LITALICOワンダーのロボットクリエイトコースでは、ブロックを組み立ててロボット製作を行い、マウス操作でプログラミングを行います。
プログラミングだけではなく、ロボット製作の中で機械が動く仕組みについても学ぶことができます。
工作やものづくりが好きなお子様やブロック遊びが好きなお子様向けのコースで、オンライン受講にも対応しています。
LITALICOワンダーのコースとは
【LITALICOワンダー_プログラミング・ロボット教室】には5つのコースがあります。
90分あたりのそれぞれのコースの料金(税込)をまとめてみました。
- ロボットクリエイトコース7,425円
- ロボットテクニカルコース7,425円
- ゲーム&アプリプログラミングコース7,425円
- ゲーム&アプリエキスパートコース8,525円
- デジタルファブリケーションコース7,425円
※オンラインの場合は、上記受講料より安くなります。
※入学金として初月のみ16,500円(税込)かかります。
LITALICOワンダーでは無料体験実施中!
IT×ものづくり教室【LITALICOワンダー】の授業や雰囲気を知りたいお子様や保護者の方は、無料体験授業へ参加できます。
全てのコースで無料体験授業を行っており、LITALICOワンダーのオンラインの雰囲気を味わってみたい方々から好評です。
体験授業は同時に2名まで可能です。
LITALICOワンダーの無料体験会は、お友達やお兄弟とのご予約もできますので、是非この機会に参加してみませんか。
まとめ
Scratchが人気の理由についてご紹介しました。
小学校でも利用されているScratchは、子どもでも扱いやすく、またわかりやすいので、プログラミングを無理なく学べるということもお分かりいただけたでしょう。
子ども向けプログラミングスクールの中には、Scratchやマインクラフトなどを使ってプログラミングを学べる教室もあります。
ロボットプログラミングスクールも人気がありますので、プログラミング学習を深めたい時は、プロから学ぶこともおすすめです。
複数社を比較検討した上で、お子様にピッタリのプログラミングスクールを選びましょう。