主体性のある子供は、自分の意見を伝えることができ、積極的に行動することができます。
しかし、主体性のない子供の場合は、自分の気持ちや判断に自信が持てず、周りに流されやすくなります。
主体性があれば、自分で考えて行動することができますし、自信がつくことで、何事においても意欲的になります。
今回は、子供の主体性を育む方法や子供の主体性を育むおすすめの学習方法などをご紹介します。
子供の主体性を育む方法とは
主体性とは、自分で考えて行動することです。
自主性と同じように思われるかもしれませんが、以下のような違いがあります。
- 主体性は、目的も手順も何も決まっていない状態で、自分で考えて行動すること
- 自主性は、目的な手順がある状態で、他者の干渉を受けずに、自ら行動すること
子供の主体性を高めることで、周囲に頼らなくても、物事に対して進んで取り組むことができますので、後悔することも少なくなります。
ここからは、子供の主体性を育む方法をご紹介します。
子供自身で決める練習をする
子供の主体性を育む方法として、子供自身で決める練習をすることをおすすめします。
何かを決める時、自分ではなく、他者に委ねてしまうと主体性は身につきません。
どんなに小さなことでも子供が自分で決めるという練習を重ねましょう。
自分で選ぶことで失敗することもあるかもしれませんが、失敗することも経験のひとつになります。
また、成功体験が重なることで自信にもなりますので、子供が決める前に親や保護者の方が口を出さないように気を付けましょう。
子供の話を聞く
子供の主体性を育む方法として、親が子供の話を聞くこともおすすめです。
子供は、自分の考えを言葉にして口に出すことが難しいですが、親や保護者の方が途中で遮らず、最後まで話を聞くという姿勢を見せることで、少しずつでも自分の意見を言えるようになります。
言葉で伝えるということは、自分で考えることに繋がりますし、何か起きた時にも答えを自分で見つけることができるようにもなるでしょう。
言葉は、絵本や読書によっても身につきますので、ご家庭に本棚を置いて、子供が読みたい時に読める環境を整えることもおすすめします。
親子のコミュニケーションをとる
子供の主体性を育む方法として、親子のコミュニケーションも大切です。
子供は、親や保護者など信頼できる人がいることで、安心感や自信になるので、コミュニケーションをとることは大切です。
主体性がある子供は、親子の信頼関係が強く、愛されていると実感できていることが多い傾向にあります。
不安材料がないことで、積極的に行動することができ、主体性を育むことになります。
失敗したという結果ではなく、過程を褒めることでも子供の自信に繋がります。
言葉だけではなく、スキンシップも取り入れて、親子間で積極的にコミュニケーションをとって、子供の主体性を高めましょう。
他者と関わる
子供の主体性を育む方法として、他者と関わることもおすすめです。
主体性は、周囲に誰かがいる時に発揮されるので、兄弟や家族だけではなく、友達などと積極的に関わることで、子供の主体性が育ちます。
他者と関わる中で信頼関係の構築、受け身になること、自分から働きかけることなど様々なことを学ぶことができます。
主体性があれば、リーダーシップも発揮することができますが、そのためには距離感や空気なども読む必要があります。
一人で考えるだけではなく、子供が自ら他者と関わる場も主体性を育むために必要なので、人と関わることができる場所へ連れ出すこともおすすめです。
ごっこ遊び
子供の主体性を育む方法として、ごっこ遊びもおすすめです。
おままごとやお店屋さんごっこ、ぬいぐるみ、人形遊びなど、ごっこ遊びでは、自分で様々なことを考えて遊びを展開していきます。
思考力を育むことができますし、誰かと一緒に遊ぶことで、コミュニケーション能力も発達します。
社会性や協調性を身につけつつ、みんなで遊ぶ中で「こうしたい!」と気持ちを伝えること、相手の気持ちを尊重することなども学ぶことができます。
周囲の状況を把握することは、集団生活に中で大切なことです。
子供の頃からごっこ遊びをすることで、集団の中での自分の立場も踏まえた上で、主体的に行動できるようにもなるでしょう。
プログラミング学習
子供の主体性を育む方法として、プログラミング学習もおすすめです。
人工知能やグローバル化など社会が大きく変化するという背景によって、以下のような心配の声が上がっています。
- 「学校で教えていることが通用しなくなるのでは?」
- 「職業がAIに奪われるのでは?」
上記のような声もあり、文部科学省の学習指導要領は、以下のように改定されています。
予測できない変化を前向きに受け止め、主体的に向き合い・関わり合い、自らの可能性を発揮し、よりよい社会と幸福な人生の創り手となるための力を子どもたちに育む学校教育を目指す。
文部科学省小学校プログラミング教育の概要より
プログラミング教育は、社会に柔軟に対応しつつ、主体性をもって社会に関わる必要性が高まったこで、実現を目指すことになったのです。
プログラミングは、自分で考えることや指示を出すこと、周囲と関わることなどを身につけることができるので、主体性を高める方法としておすすめです。
小学校では教科の中でプログラミングを取り入れて、プログラミング的思考や論理的思考などを養います。
プログラミング学習の中で成功体験を重ねることが自信に繋がり、子供の実行力、積極性も高めることにもなるでしょう。
子供の主体性を育む学習方法とは
子供の主体性を育む方法をご紹介しましたが、ここからは子供の主体性を育む学習方法をご紹介します。
子供の主体性を育む方法としておすすめの学習教材「すらら」とプログラミング教室「LITALICOワンダー」をご紹介します。
すらら
すららは、無学年方式の学習教材なので、お子様のペースで学習を進めることができます。
キャラクターと進める学習スタイルなので、学習習慣がつきやすく、またモチベーションアップも期待できるという特徴があります。
勉強することが楽しくなることで子供が主体的に取り組むことができるので、勉強だけではなく、人生においても自分で判断する力が身につく学習スタイルです。
すららの学習範囲
すららは、小学校1年生から高校3年生までの学習範囲です。
国語、数学、理科、社会、英語の5教科学習ができるので、大学生の学び直しや一般の方にも活用していただけるデジタル教材です。
すららは、無学年式学習教材です。
アニメーションによる学習もできますから、勉強が苦手なお子様でも、楽しみながら勉強できるという特徴があります。
すららの英語学習は、文を組み立てるルールをしっかり理解することができるようなカリキュラムなので、わかりやすく、無駄もなく英語脳を育てることができます。
すららでは無料体験実施中
すららでは、無料体験も実施していますので、是非この機会にご検討ください。
LITALICOワンダー
プログラミング学習ができるLITALICOワンダーでは、プログラミングの成功体験を重ねることで、主体性が身につきます。
プログラミング的思考や論理的思考、創造力などの育成もサポートするプログラミング教室なので、学校やご家庭以外でも主体性を育みたいと考える保護者の方におすすめです。
プログラミング初心者のお子様でも取り組みやすい内容なので、ゲームやアプリ、ロボット製作など主体性を持ちながら楽しく学ぶことができる教室です。
LITALICOワンダーのコースとは
幼稚園年長〜高校3年生が対象のプログラミングスクールで、5つのコースがあります。
- ゲーム&アプリプログラミングコース
- ゲーム&アプリエキスパートコース
- ロボットクリエイトコース
- ロボットテクニカルコース
- デジタルファブリケーションコース
LITALICOワンダーでは無料体験実施中!
IT×ものづくり教室【LITALICOワンダー】の授業を知りたいお子様や保護者の方は、無料の体験授業へ参加できます。
無料体験は、LITALICOワンダーのオンラインの雰囲気を味わってみたい方々から好評です。
体験授業は、同時に2名まで可能です。
LITALICOワンダーの体験会は、お友達やお兄弟とのご予約ができますので、是非この機会にご検討ください。
まとめ
子供の主体性を育む方法をご紹介しました。
主体性がない子供は、自分の気持ちを伝えることが難しいので、周りに流されやすいということもお分かりいただけたでしょう。
小学校で必修化されたプログラミング教育では、プログラミング的思考を養うだけではなく、子供の主体性を育むこともできます。
プログラミングは、学校だけではなく、家庭学習やプログラミング教室でも学ぶことができます。
お子様が楽しく、長く続けることができるプログラミング学習を見つけて、学習することで、子供の主体性を育むことができるでしょう。