プログラミング学習は、2020年に小学校で必修化されました。
小学校でのプログラミングは、教科に取り入れる形で学び、様々な考え方や力が身につく効果が期待できると言われています。
プログラミング教材やプログラミング教室は増加傾向にありますが、始める年齢や学習方法など、プログラミングに関してわからないことが多いという方もいるでしょう。
今回は、プログラミング学習は何歳から始めるのか、どんな効果があるのかなどについてご紹介します。
年齢別のプログラミング学習方法についてもご紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。
プログラミング学習は何歳から始めるのか
プログラミング学習は、小学校で必修化されましたが、幼児期から始めることができます。
プログラミング学習を始める年齢に決まりはないので、お子様が興味を持った年齢から取り入れることをおすすめします。
一般的なプログラミング教材やプログラミング教室は、幼稚園年長さんからを対象にしていますが、プログラミングおもちゃの中には、4歳から楽しめる内容もあります。
プログラミングおもちゃは、知育玩具としても人気があり、遊びの中でプログラミング学習を取り入れることができます。
幼児期からのプログラミング学習の効果とは
プログラミングは、幼児期から始めることができますが、早くから始めることにどんな効果があるのかわからないという保護者の方もいるでしょう。
ここでは、幼児期からプログラミングを学ぶ効果やメリットについてご紹介します。
プログラミング的思考が身につく
幼児期からプログラミングを学ぶ効果やメリットは、プログラミング的思考が身につくということです。
プログラミング的思考は、物事を順序立てて考える思考のことです。
論理的思考の一部であり、効率が重視されます。
プログラミング的思考を身につけることで、組み合わせや順番などを論理的に考えることができるようになります。
問題が起きた時、目標やゴールにたどり着くための手順や過程を論理的に考えることができるようになるので、問題解決力、忍耐力なども身につく効果が期待できます。
小学生になる前に準備ができる
幼児期からプログラミングを学ぶ効果やメリットは、小学生になる前に準備ができるということです。
プログラミング学習は、小学校へ入学してから始まりますので、幼児期からプログラミングに触れることが準備になります。
幼児期のプログラミング学習では、お子様向けの理解しやすい内容ですが、教材や教室、おもちゃで学ぶことが楽しいという気持ちになると、プログラミングに良い印象を持つことができます。
プログラミング学習に触れて、楽しい、もっと知りたいという前向きな気持ちを持っていれば、授業でのプログラミング学習にも前向きに取り組むことができるでしょう。
デジタル機器を扱うことができる
デジタル機器に幼児期から触れることは、苦手意識をなくすことに繋がります。
パソコンやタブレットなどを授業で扱う際に、戸惑うことなく、自由に使いこなすことができるというメリットもあるでしょう。
創造力が身につく
幼児期からプログラミングを学ぶ効果やメリットは、創造力が身につくということです。
プログラミング学習では、様々なことを考えるので、創造力を高めることができます。
子どもの創造力は、絵本を読むことや粘土遊び、お絵かき、ブロック遊びなど、遊びの中で身につけることができますが、プログラミングでも身につきます。
ロボットプログラミングの場合は、レゴやブロック、専用パーツなどを組み合わせてロボットを作るので、創造力が必要です。
どのようなロボットを作り、どのようにプログラミングすれば正しく動くかなどを考えることで、創造力を高めていくこともできるでしょう。
年齢別のおすすめのプログラミング学習方法とは
幼児期からプログラミングを学ぶ効果やメリットをご紹介しましたが、ここからは年齢別のプログラミング学習方法をご紹介します。
幼児期におすすめのプログラミング学習方法
幼児期のプログラミング学習は、楽しく学べるということがポイントです。
子どもが見てわかりやすく、遊びやゲームをしているような感覚で学べるプログラミング学習は以下です。
プログラミングの仕組みを学べるプログラミングおもちゃ
プログラミング的思考を学べるおもちゃやブロックを組み合わせて動かすおもちゃなどは豊富にあります。
お子様が視覚的にわかりやすいタイプを選ぶことで、幼児でも楽しく学ぶことができます。
中でも知育玩具として人気が高いおもちゃは、レゴです。
レゴは、ロボットプログラミングの教材としても利用されています。
レゴを使ってプログラミングを学ぶことで、空間認識能力も身につきます。
図形や展開図など算数の問題も得意になるという効果も期待できるでしょう。
プログラミングを学べるツール
ViscuitやScratch Jrなどのプログラミングアプリは、子どもが親しみやすいキャラクターや絵を動かしてプログラミングを学ぶことができます。
無料アプリもありますので、お試し感覚で手軽に使ってみたい方にもおすすめです。
プログラミングを学べる絵本
「ルビィのぼうけん」は、プログラミング的思考が学べる知育絵本です。
好奇心旺盛な女の子ルビィの物語で、プログラミングに必要な考え方に触れることができますので、親子で一緒に楽しむことができる絵本です。
4歳から対象で、プログラミング、コンピュータ、インターネット、AIロボットの4巻があり、子どもにプログラミング的思考を理解してもらうには、最適な本です。
小学生におすすめのプログラミング学習方法
小学生におすすめのプログラミング学習方法は、ビジュアルプログラミング言語を取り入れて学ぶ方法です。
ビジュアルプログラミング言語を使うプログラミングとしておすすめは、Minecraft(マインクラフト)やScratch(スクラッチ)です。
Minecraft(マインクラフト)とは
Minecraft(マインクラフト)は、マイクラとも呼ばれており、建築やサバイバルなどの要素があるので、ゲームをしているような感覚で楽しむことができます。
Scratch(スクラッチ)とは
Scratch(スクラッチ)は、ゲームやアニメーション、音楽などを作ることができます。
作品を世界中の人とシェアすることもできるという魅力があり、ユーザー同士でコミュニケーションをとることもできます。
中学生のプログラミング学習方法
中学校では、テキストプログラミング言語を使用して、本格的なプログラミングを学ぶことになります。
幼児期や小学生のプログラミング学習で基礎や基本を身につけておくことで、中学生のプログラミング学習もスムーズに進めていくことができるでしょう。
しかし、中学校によって教師のスキルや知識が異なりますし、授業が少ないという問題もあるようです。
プログラミングの知識や技術を高めたい場合は、プロから学べるプログラミング教室を検討することをおすすめします。
子どもにおすすめプログラミング教室「LITALICOワンダー」
【LITALICOワンダー】は、幼稚園年長さんから学べるロボットプログラミング教室です。
お子さまの興味や得意、ペースに合わせて、1人ひとりカリキュラムを考案するオーダーメイドカリキュラムの教室です。
レゴが教材!
【LITALICOワンダー】の教材には、レゴが使われています。
レゴで遊ぶことは、想像力と創造力、集中力、空間認識能力などを育む効果が期待できます。
レゴを使ってロボットプログラミングを学ぶことで、様々な力を高めていくことができるでしょう。
無料体験実施中!
オーダーメイド型子ども向けプログラミング・ロボット教室【LITALICOワンダー】では、無料の体験授業を実施しています。
プログラミングを学ぶことは、子どもにとって様々な効果が期待できますから、この機会に体験会へ参加してみませんか。
まとめ
プログラミング学習は何歳から始めることができるのかについてご紹介しました。
年齢別のおすすめのプログラミング学習方法についてもお分かりいただけたでしょう。
プログラミング教材やおもちゃ、ロボットプログラミング教室などは幼稚園年長さんから始めることができるので、プログラミングを幼児教育として取り入れることもおすすめです。
プログラミングを学ぶことは、子どもにとって様々な効果がありますので、この機会にお子様がやる気を引き出し、楽しめる内容のプログラミング学習を取り入れてみませんか。