記憶力が高い子どもは、一度覚えたことを忘れないので、経験した内容や学んだ内容も長く記憶に残すことができます。
記憶力があれば、漢字や計算問題の解き方など様々な知識を覚えておくことができるので、学力アップも期待できます。
しかし、子どもの記憶力を上げたいけれど、どのようにすれば良いかわからないという方もいるでしょう。
今回は、子どもの記憶力を上げる方法やおすすめの習い事などをご紹介します。
子どもの記憶力を上げる方法やコツ
子供の記憶力は、「短期記憶」と「長期記憶」の2種類です。
- 「短期記憶」は、短期間記憶すること
- 「長期記憶」は、長期間忘れずに記憶すること
短期記憶の場合は、一時的な記憶ですが、長期記憶の場合は、覚えたことを忘れることはありません。
子どもの記憶力を上げるためには、長期記憶を鍛える必要があります。
ここからは、子どもの記憶力を上げる方法やコツをご紹介します。
言葉で遊ぶ
子どもの記憶力を上げる方法として、言葉で遊ぶことがおすすめです。
親子や家族で会話するだけでも、子どもは言葉を覚えて、語彙力を高めることができます。
外出中にしりとり
外出中は、様々な刺激がありますので、しりとりのような言葉遊びをすることで、五感にも良い効果が期待できます。
しりとりに慣れてきたら、しりとりを繋げていくことで、更に記憶力を上げることができるでしょう。
ご家庭でカード遊び
「くだものやさいカード」は、お子様に身近な果物と野菜をカードで覚えることができます。
カードの表には絵、裏には名前が書いてあります。
絵を見せてお子様に名前を当ててもらうことで、記憶力を上げることができます。
この他に、「のりものカード」や「マーク標識カード」もありますので、お子様の好みに合わせて選ぶことがコツです。
絵本や本の読み聞かせ
子どもの記憶力を上げる方法として、絵本や本の読み聞かせもおすすめです。
何度も同じ絵本や本を読むことで、子どもはお話を記憶できますし、語彙力を高める、想像力を養うなどの効果も期待できます。
物語を頭の中でイメージすることができれば、映像や画像として記憶することもできます。
覚えたことを、より忘れにくくなるので、絵本や本を繰り返し読むことは、記憶力を上げる方法としておすすめです。
子どもの興味や関心がある分野を深める
子どもの記憶力を上げる方法として、子どもの興味や関心がある分野を深めることもおすすめです。
子どもは、自分が好きなこと、興味や関心があることは、どんどん吸収することができます。
先程ご紹介したカードだけではなく、昆虫図鑑、植物図鑑、キャラクター図鑑などでも記憶力を上げることができます。
好きなことは、ワクワク感や楽しい気持ちで記憶できるので、無理なく、集中して取り組むことができるでしょう。
お子様が興味や関心がある分野であれば、積極的に取り組みたいという気持ちにもなります。
ご家庭内で記憶力を上げることができるように、お子様が楽しめるような環境にすることもコツです。
取り組む時間は短時間
子どもの記憶力を上げる方法として、取り組む時間は短時間ということもおすすめです。
子どもは、大人と比べて集中できる時間が短いので、短時間で行うことがコツです。
子どもが集中できる時間は、年齢＋1分、又は年齢×1分程度が目安と言われています。
子どもの集中が途切れたら無理強いせずに終わらせましょう。
また楽しい気持ちで取り組むことができるように、あくまでもお子様が楽しめる時間内で記憶力を高めましょう。
規則正しい生活を送る
子どもの記憶力を上げる方法として、規則正しい生活を送ることもおすすめです。
例えば、お子様が睡眠不足になってしまうと昼間に眠気を感じてしまい、遊びや学びに集中することができなくなります。
子どもの睡眠時間の目安は、以下です。
幼児期3歳から6歳は1日あたり10時間から11時間前後の睡眠
学童期6歳から12歳は1日あたり8時間から10時間の睡眠
厚生労働省「発達期の子どもの睡眠基礎知識」
上記は目安ですが、テレビの視聴やゲームなどで睡眠不足にならないように気を付けましょう。
朝食も大事
子どもの記憶力を上げる方法として、睡眠時間だけではなく、朝食も大事です。
朝食は、体を目覚めさせるだけではなく、脳のエネルギー補給や精神安定にも欠かせません。
忙しい朝もあるかもしれませんが、記憶力を上げるためにもお子様にできるだけ食べさせることをおすすめします。
子どもの記憶力を上げる習い事とは
子どもの記憶力を上げる方法についてご紹介しましたが、ここからは子どもの記憶力を上げる効果が期待できる習い事をご紹介します。
子どもの記憶力を上げる効果が期待できる習い事は、そろばんです。
そろばんは、暗記や記憶力を鍛えることができるだけではなく、暗算もできるようになります。
ここでは、幼児から学べる「よみかきそろばんくらぶ」をご紹介します。
よみかきそろばんくらぶ
は、幼児クラス（3歳以上）があり、オンラインでご自宅から受講できます。
1回40分で、定員は1名～4名です。
幼児クラスで学ぶ内容（科目によってカリキュラムが異なります）をまとめてみました。
- 3桁10珠のそろばんを使う
- 九九の暗唱を行う
- カタカナ、ひらがなの硬筆のおけいこ
- 読むおけいこ
- 暗唱
- 書写
※お子様の学習状況をみながら、少しずつ進めていきます。
よみかきそろばんくらぶは体験教室実施中！
よみかきそろばんくらぶでは、体験教室を実施しています。
どんな授業なのかについて知りたい方、お試しで始めたい方におすすめです。
そろばんに触れたことがないお子様の場合は、新しい体験ができる良い機会です。
この機会に、是非そろばん体験をしてみませんか。
まとめ
子どもの記憶力を上げる方法や記憶力を上げる効果が期待できる習い事をご紹介しました。
子どもの記憶力を上げる方法は、様々あることがお分かりいただけたでしょう。
子どもの記憶力は、習い事だけではなく、ご家庭内で上げる方法もあります。
ゲームや絵本の読み聞かせなど、ご家族で楽しめる方法もありますので、是非この機会にご家族皆さまの記憶力を上げてみませんか。
