ちぎり絵は、ちぎった紙を紙などに貼って、絵を製作する遊びです。
和紙や折り紙などをちぎって絵にすることで、指先を鍛える効果も期待できます。
今回は、子どもにおすすめのちぎり絵のやり方や知育効果などをご紹介します。
ちぎり絵とは
ちぎり絵は、指先を使って紙をちぎり、画用紙などに貼って絵にする製作活動です。
ちぎった紙を貼り付けて、様々な絵を自由に描くことができますから、幼児期の子どもでも簡単に遊ぶことができます。
ちぎり絵の知育効果とは
ちぎり絵は、幼児期から取り入れることができる遊びですが、どんな効果があるのかご存じでしょうか。
ここからは、ちぎり絵の知育効果をご紹介します。
指先が器用になる
ちぎり絵の知育効果は、指先が器用になることです。
ちぎり絵で使う和紙や折り紙などをちぎることで、子どもの指先の発達を促します。
幼児期は、脳が発達する時期なので、ちぎり絵で遊ぶことは、脳の成長期である子どもに良い影響をもたらすでしょう。
目と手の協応を養う
ちぎり絵の知育効果は、目と手の協応を養うことです。
目と手の協応とは、目の動きに手(指先)の動きを合わせることです。
ちぎり絵では、目と手を使って絵を完成させます。
ちぎった紙を貼る時は、目で貼る場所を決めてから、指先で実際に貼るので、視覚と運動の機能を育むことができます。
体の2つの場所の動きを連動させる協応動作を繰り返すほど、脳への神経伝達も鍛えることができるでしょう。
集中力を養う
ちぎり絵の知育効果は、集中力を養うことです。
好きな遊びやゲームは、夢中になって取り組むことができます。
ちぎり絵で遊ぶ時間が楽しいければ、時間を忘れて作業することができるので、遊びの中で自然に集中力を養うことができるでしょう。
五感を養う
ちぎり絵の知育効果として、五感を養うということもあります。
五感は、その名の通り5つの感覚のことです。
- 味覚
- 聴覚
- 視覚
- 嗅覚
- 触覚
子どもの五感は、脳の活性化に繋がると言われています。
五感を鍛えて、刺激することは、脳の成長期であるお子様にとって様々な良い効果が期待できます。
ちぎり絵は、指先で紙を触るので、紙の感触やちぎる時の音など、五感を刺激する遊びとしておすすめです。
色彩感覚も身につく!
また、ちぎり絵では、様々な色や素材の紙を使うので、五感を刺激するだけではなく、色彩感覚も身につきます。
色の使い分けや組み合わせも自然にできるようになり、色彩感覚や美的感覚を育むことにも繋がるでしょう。
想像力・創造力を養う
ちぎり絵の知育効果は、想像力・創造力を養うことです。
ちぎり絵では、様々なことを考えて作品を完成させるので、子どもの考える力を養うことができます。
自分で好きな形に紙をちぎって、好きな色を組み合わせることで、子どもの創造性を遊びながら高めていくことができます。
ちぎり絵で想像力・創造力を高めていくことで、発想力や表現力も養うことができるでしょう。
自信がつく
ちぎり絵の知育効果として、自信がつくということもあります。
ちぎり絵では、好きな紙を使って、自由に作品を作ることができます。
作品が完成することで達成感を味わうことができますし、親から褒められることで、自信にもなります。
親から褒めてもらい、自信をつけることは、子どもの自己肯定感を高めて、積極的な性格になるという効果も期待できるでしょう。
ちぎり絵は大人にもおすすめ!
ちぎり絵の知育効果をご紹介しましたが、大人にもおすすめです。
ちぎり絵は、頭や指先を使って作品を作るので、大人の脳トレにもなります。
手や指先を使うことは、脳を活性化させる効果が期待できるので、認知症予防にもおすすめの作業です。
心を落ち着かせる!
ちぎり絵のような作業に集中することは、悩みや不安がある時にもおすすめです。
紙の感触や作業に集中することで、心を落ち着かせる効果も期待できます。
ちぎり絵のやり方とは
ちぎり絵の知育効果についてご紹介しましたが、ちぎり絵のやり方をご紹介しましょう。
ちぎり絵に必要な物を準備する
ちぎり絵のやり方として、まずは必要な物を準備しましょう。
- 和紙
- 折り紙
- こうさくのり
- 台紙
ちぎり絵の際は、紙を様々な大きさにちぎるので、使いやすいこうさくのりを選びましょう。
テーマを決める
ちぎり絵のやり方として、必要な物を準備したら、次はテーマを決めましょう。
何を作るか、テーマは自由です。
子どもが好きな動物やキャラクター、季節の行事に合わせてテーマを決めても良いでしょう。
紙をちぎる
ちぎり絵のやり方として、紙をちぎる作業もあります。
- テーマに合う紙の色を選んでからちぎる
- 好きな色紙をちぎってからテーマを決める
上記、どちらでもちぎり絵はできますが、何を作るのかある程度決めてからちぎったほうが、色の組み合わせ、配置などが考えやすくなるでしょう。
作品を完成させる
ちぎった紙を使ってテーマに合うように貼り付けていけば、ちぎり絵は完成します。
ちぎり絵の注意点とは
ちぎり絵は、子どもが自由に作品を作ることができる楽しい時間ですが、注意すべき点もあります。
ここからは、ちぎり絵の際の注意点をご紹介します。
親子で作業する
ちぎり絵の際の注意点は、親子で作業することです。
ちぎり絵は、幼児期からできる遊びですが、紙やのりなどを誤って口に入れる可能性もあります。
ちぎり絵の際は、お子様から目を離さず、親子で一緒に作業しましょう。
ちぎる紙の大きさに気をつける
ちぎり絵の注意点は、ちぎる紙の大きさに気をつけることです。
和紙や折り紙などを小さくちぎってしまうと子どもが作業し辛く、途中で飽きてしまう可能性もあります。
ちぎり絵の紙は、子どもが貼りやすいサイズにして、子どもが楽しいと思える時間内に終わらせましょう。
ちぎり絵におすすめ【シールでかんたん!アート脳ちぎりえ】
【シールでかんたん!アート脳ちぎりえ】は、ちぎる、貼るの2段階で手先を鍛えながら、ちぎり絵を作る本です。
様々な絵柄のシールシートは、15枚あり、子どもの手でもちぎりやすいように、切れ込みが入っています。
シールでかんたん!アート脳ちぎりえは、色の組み合わせや形作り、工夫してちぎるなど、様々な遊びが楽しめる内容になっています。
子どもの創造力を養う【ワンダーボックス】
【ワンダーボックス】は、4歳からSTEAM教育が学べる学習教材で、思考力と創造力を育むことができます。
ワンダーボックスの魅力とは
ワンダーボックスは、4歳から10歳を対象で、デジタルとアナログを組み合わせたSTEAM教材です。
プログラミング・数理パズル・アート・理科実験など、毎月10種類ほどの教材がご自宅に届きます。
お子様の意欲を引き出し、感性と思考力を育てることが目的なので、正解がない自由な創作ができるという魅力もあります。
実験もある!
感性と思考力がぐんぐん伸びる【ワンダーボックス】は、デジタルで実験を楽しむことができ、科学法則を感覚として理解できる内容になっています。
風や熱、光など様々な現象がテーマになっており、実験を自由に楽しむことができます。
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まとめ
子どもにおすすめのちぎり絵のやり方や知育効果などについてご紹介しました。
ちぎり絵は、子どもだけではなく、大人にも良い影響を与えることもお分かりいただけたでしょう。
ちぎり絵は、和紙や折り紙、のりなどがあれば、すぐに始めることができます。
この機会に、ご家庭内の遊びの中にちぎり絵を取り入れてみませんか。
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