プログラミング教育は、小学校や中学校で必修化されました。
2024年には大学入試共通テストで、プログラミングが出題されることになっています。
中学校では、小学校で学んだ内容をより深めていくので、プログラミング学習のレベルがさらに上がります。
今回は、中学校でのプログラミング教育のメリットやデメリットなどについてご紹介します。
中学校のプログラミング教育のメリットとは
中学校のプログラミング教育の内容は、小学校で学んだプログラミング学習の内容を、授業の中で更に発展させます。
小学校のプログラミング教育の目的であるプログラミング的思考は、中学校でも育成していきます。
まずは、中学校のプログラミング教育のメリットをご紹介します。
社会人になってから困らない
中学校のプログラミング教育のメリットは、社会人になってから困らないということです。
プログラミングの知識や技術は、IT化が進む日本だけではなく、世界においても必要なスキルです。
経済産業省委託事業IT人材需給に関する調査によると、「2030年には国内のIT人材が不足する」という調査結果が出ています。
プログラミング的思考やプログラミングの技術は、仕事や日々の生活など社会人になってからも必要になる知識です。
プログラミングに関することは、社会人になってから、そして将来においても必要になるので、プログラミング教育を受けることで生きやすさにも繋がるでしょう。
最後までやり遂げる力が身につく
中学校のプログラミング教育のメリットとして、最後までやり遂げる力が身につくということもあります。
プログラミング学習では、スムーズに解決できる課題だけではなく、エラーが起きることもあります。
何度もプログラミングをやり直すことで、集中力、忍耐力なども身につきます。
また、プログラミング教育では、物事を順序だてて考える力が身につくので、論理的思考力や問題解決力も養うことができます。
論理的思考力や問題解決力は、プログラミングの場面でだけではなく、生活する上でも糧になるでしょう。
中学校のプログラミング教育のデメリットとは
中学校のプログラミング教育のメリットをご紹介しましたが、デメリットもあります。
ここで、中学校のプログラミング教育のデメリットをご紹介します。
学校によって学ぶ内容が異なる
中学校のプログラミング教育のデメリットは、学校によって学ぶ内容が異なるということです。
プログラミング教育の必修化は2020年に開始されたばかりですから、学校や担当教師によってスキルが異なるので、中学生が学ぶプログラミングの内容も異なります。
専門的な知識を持つ教師であれば、プログラミングの学習が理解しやすく、また知識、技術も身につきやすいですが、担当教師によっては不慣れなこともあります。
授業が少ない
中学校のプログラミング教育のデメリットとして、授業が少ないということもあります。
中学校のプログラミング教育は、技術・家庭科技術分野の中で行われ、教科を受け持つ教師が担当します。
しかし、中学校の技術・家庭科の科目時間は少ないので、プログラミングを学ぶ時間も少なくなるという問題があります。
まとめ
中学校のプログラミング教育のメリットやデメリット、おすすめのプログラミングスクールなどについてご紹介しました。
プログラミングは、中学校で学ぶこともできますが、プログラミングスクールであれば、お子様のレベルに合わせてステップアップすることもできます。
気になるプログラミングスクールがあれば、複数社を比較検討して、お子様が楽しく、長く続けることができる教室を選びましょう。




