犬は、1日の大半を寝る、または横になって過ごします。
床に敷くタイプの犬用ラグ、犬用クッション、ベッドなどを使っている方もいるようですが、犬用ベッドの必要性について考えたことはあるでしょうか。
今回は、犬用ベッドの必要性や選び方についてご紹介します。
犬用ベッドが必要な理由とは
まずは、犬用ベッドが必要な理由をご紹介します。
犬用ベッドは睡眠や健康のために必要
犬の1日の睡眠時間は、12時間以上と言われておりますから、「うちの子は、いつも寝ているなぁ」と思う飼い主さんは多いのではないでしょうか。
睡眠は、犬の心の安定や健康にとって大事なことです。
睡眠が情緒の安定にもなりますから、寝心地が良いベッドを選びましょう。
犬用ベッドは体に負担をかけないために必要
犬は、フローリングの上で寝てばかりいると床ずれを起こすことがあります。
また、高齢犬の場合は、寝がえりを打つことが難しいかもしれません。
年齢を問わず、犬の体に負担をかけないために、そして寝心地の良い空間作りのアイテムとして、犬用ベッドはおすすめです。
犬用ベッドは寒さ対策になるので必要
犬用ベッドの中には、体温が逃げないような素材を使用しているベッドがあります。
昼寝や夜の寝る場所としてだけではなく、一人でお留守番をさせる際の保温アイテムとしてもおすすめです。
また、夏にはひんやり感が持続する素材のベッドもありますので、犬の体温調整対策として取り入れると良いでしょう。
犬用ベッドの選び方とは
犬用ベッドは、サイズも形も異なりますから、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。
ここでは、犬用ベッドの選び方をご紹介します。
犬用ベッド ドーナツ(ボックス)型
円形又は長方形のベッドで、ベッドの周りが盛り上がっているという特徴があります。
盛り上がっている部分から足や手を出す、顎、顔をのせるなど枕のように使い、くつろぐことができます。
盛り上がりの部分が高いほど、周囲から覆われるような感覚になり、リラックスできるでしょう。
犬用ベッド マット型
マットレスのように平たく、周囲も見えるベッドです。
マット型のベッドは、覆われることが苦手な犬におすすめのタイプです。
犬用ベッド かまくら(ドーム)型
屋根があるタイプのベッドなので、体の中まですっぽり入ることができます。
寒い冬や物音に敏感な犬におすすめのベッドと言えますが、怖がりの犬の場合は、入ることができないケースもあります。
しばらく置いていくことで慣れて、自然に入ることが多いので、見守ってあげましょう。
犬用ベッドの注意点とは
犬用ベッドには様々なタイプがあり、慣れれば犬によって心地良いアイテムになりますが、注意点もあります。
犬用ベッドの注意点をまとめてご紹介します。
- 成長するにつれて体に合わなくなるので買い替えが必要
- 犬用ベッドの素材や犬のいたずらなどによってぼろぼろになることがある
- 犬用ベッドとトイレの場所が近いと間違えて排泄してしまうことがある
- 定期的に洗濯や天日干しをしないと汚れや毛がついて不衛生になる
犬用ベッドは、愛犬に合うタイプを選び、清潔に使用することが大切です。
私に合うベッドを選んでね♪
特に、高齢犬や介護が必要になった犬の場合は、ほとんどの時間を犬用ベッドで過ごすので、できるだけ体に負担がかからず、耐久性もあるタイプが良いでしょう。
犬用ベッドによっては洗濯できないタイプもあるので、買い替えるか、洗濯して使うか、愛犬とご自身のスタイルに合わせて選ぶことも大切です。
まとめ
犬用ベッドの必要性や選び方についてご紹介しましたが、いかがでしたか。
犬の性格によっては、犬用ベッドに慣れるまで時間がかかるケースもありますが、いずれ慣れます。
犬にとって心地よい場所があることは、心の安定や安心感にも繋がります。
愛犬にぴったりの犬用ベッドを選んで、心地良く、安心して過ごすことができる居場所を作ってあげましょう。