ブロック遊びは、室内で遊べるおもちゃですが、単に楽しいというだけではなく、知育効果も期待できます。
ブロックは、知育玩具としてもおすすめですが、ブロック遊びには、一体どんな知育効果があるのでしょうか。
今回は、ブロックで遊ぶ効果や年齢別子どもにおすすめのブロックなどをご紹介します。
ブロックで遊ぶ効果
ブロック遊びでは、組み合わせて好きな形を作り出すだけではなく、作った作品を使っておままごとのようなごっこ遊びもできます。
子どもだけではなく、大人でもブロックで遊ぶことにハマる人もいますが、ブロック遊びにはどのような効果があるのでしょうか。
ここからは、ブロックで遊ぶ効果についてご紹介します。
脳が活性化する効果
ブロックで遊ぶ効果は、脳が活性化する効果です。
ブロック遊びでは、手や指先を使って、ブロックを組み合わせる、引っ張るなど様々な遊び方があります。
手や指への刺激は、脳を活性化させ、発達も促します。
脳が活性化することは、以下の力を養います。
- 記憶力:ブロックの形や色を覚える力
- 思考力:どのように組み合わせて何を作るか考える力
ブロック遊びで、手や指先を鍛えて伸ばすことは、お絵かきや粘土遊び、工作などにも良い知育効果をもたらすでしょう。
創造力を養う効果
ブロックで遊ぶ効果は、創造力を養う効果です。
創造力は、何もない所から考えて作り出す力です。
ブロック遊びでは、ブロック同士を組み合わせて、家や動物、乗り物など様々な作品を作ることができます。
ブロック遊びは、失敗しても分解し直して、改善することができる自由な遊びです。
創造力だけではなく、発想力を養い、伸ばすこともできるという知育効果が期待できます。
ブロック遊びのように、自分で考えながら進めていくもの作りには、ゴールも正解もありません。
決まりがない遊びは、子供が自由に考えて発展させていくことができるので、意欲ややる気も高めていくことができるでしょう。
集中力を養う効果
ブロックで遊ぶ効果は、集中力を養う効果です。
ブロック遊びで使うブロックは、様々なメーカーから発売されています。
知名度が高いブロックと言えば、【レゴ】です。
2018年レゴジャパン株式会社では、東京六大学出身者の計600名を対象に、レゴに関する調査をしました。
調査の結果、「レゴブロックで遊んだことがあるか」という質問に東大出身者の68%が「経験あり」と回答しました。
また、「レゴブロックで遊んだ経験が自分の能力やセンスに影響したか」という質問には、東大出身者の85%が「影響があった」と回答しました。
東大出身者のうちレゴブロックで遊んだ子供は64%で、他の大学出身者より多いということもわかりました。
更に、この調査では、「レゴブロックで遊ぶことは、集中力、創造力、イメージ力を伸ばすことに役立つ」と回答していますので、知育効果が期待できる遊びと言えるでしょう。
空間認識能力を養う効果
ブロックで遊ぶ効果は、空間認識能力を養う効果です。
空間認識能力は、空間にある物の位置や形を正確に把握できる能力のことです。
ブロック遊びは、大きさや形、組み合わせる位置などをイメージする力を伸ばす、立体的な遊びです。
空間認識能力が高い子どもは、怪我を回避できますし、物との距離を正しく認識することができるので、ボール遊び、跳び箱などが得意になります。
ブロック遊びで空間認識能力を鍛えることで、図形の問題にも強くなる、お絵かきが上手になるという知育効果も期待できるでしょう。
コミュニケーション能力を高める効果
ブロックで遊ぶ効果は、コミュニケーション能力を高める効果です。
ブロック遊びは、一人でもできますが、お友達やご家族と遊び楽しさもあります。
誰かと一緒にブロックで遊ぶことで、自然に会話が生まれ、コミュニケーション能力が身につきます。
誰かと一緒に遊ぶことで、譲り合いや我慢すること、思いやりなども養うことができますから、社会性やルールを身につける機会としてもブロック遊びがおすすめです。
年齢別・子どもにおすすめのブロックとは
ブロックで遊ぶことによる様々な知育効果をご紹介しましたが、ここからは年齢別・子どもにおすすめのブロックをご紹介します。
0歳から1歳の子どもにおすすめのブロック
0歳から1歳の子どもにおすすめのブロックは、握って楽しむ、音を鳴らして楽しむタイプがおすすめです。
ブロックで何かを作ることはまだ難しいので、ブロックの数はあまり必要ありません。
誤飲しないように、ブロックは、大きさや感触を重視して選ぶことをおすすめします。
Baby Clemmy ベビークレミー やわらかブロック基本セットボックス
【Baby Clemmy ベビークレミー やわらかブロック基本セットボックス】は、柔らかい素材のブロックなので、0歳からのブロック遊びにおすすめです。
握って遊ぶだけではなく、積み木のように積み上げることもできます。
水洗いができるブロックなので、お子様がなめる、噛むなどしても衛生面の心配がありません。
20個入りのやわらかいブロックは、3才頃まで遊ぶことができます。
Baby Clemmy ベビークレミー やわらかブロック基本セットボックスの対象年齢は、6カ月からです。
1歳から2歳の子どもにおすすめのブロック
1歳から2歳の子どもにおすすめのブロックは、手や指を動かして遊ぶタイプです。
この時期は、ブロックを積み重ねること、並べることなどができるようになるので、ブロックの数も増やしましょう。
口に入れてしまう可能性もあるので、保護者様が一緒に遊ぶこと、大きいサイズのブロックを選ぶこともポイントです。
1才からのメガブロック おおきなブロック 80ピースバッグ
【1才からのメガブロック おおきなブロック 80ピースバッグ】は、全部で80ピースあるメガブロックです。
メガサイズのブロックなので、はずしやすく、夢中になって遊べるブロックです。
パッケージ自体が収納できるブロックのバッグで、お片付けだけではなく、持ち運びもできて便利です。
1才からのメガブロック おおきなブロック 80ピースバッグの対象年齢は、12カ月から3歳までです。
3歳から4歳の子どもにおすすめのブロック
3歳から4歳の子どもにおすすめのブロックは、おままごと遊びもできるタイプです。
手や指先が器用になる時期なので、ブロックでの作品作りができるようになります。
ごっこ遊びも始める時期なので、ブロックを食べ物などに見立てて、おままごともできますし、ブロックで作った作品を使って遊ぶ、ごっこ遊びに展開させることもできるでしょう。
ハリネズミブロック
【ハリネズミブロック】は、組み立てと分解が簡単なブラシ上のブロックです。
乗り物や建物、生き物など想像力・創造力や発想力次第で、様々な作品を作ることができます。
ハリネズミブロックには、ブロックだけではなく、様々なピースも付いているので、遊び方は無限にあります。
ハリネズミブロックの対象年齢は、3歳以上です。
5歳から6歳の子どもにおすすめのブロック
5歳から6歳の子どもにおすすめのブロックは、ブロック数が多いタイプです。
5歳から6歳頃になると小さいブロックを使って、複雑な形の作品も作ることができるようになるので、ブロックの数をより増やすことをおすすめします。
1000個程度あれば、大きな作品も作ることができます。
Tublock(チューブロック)
【Tublock(チューブロック)】は、丸みや細かいパーツを繋げて遊ぶ知育ブロックです。
曲線のブロックなので、固定概念にとらわれず、様々な作品作りができます。
ブロック同士は、溝にはめて連結でき、上下左右あらゆる方向に繋げていくことができます。
立体的な作品を作ることで、論理的思考や空間把握能力を養うことができるので、左脳と右脳を育むブロックと言われています。
Tublock(チューブロック)で作った作品は、動かして遊ぶこともできるので、完成後の遊び方も無限にあります。
グッドデザイン賞2017年受賞の日本製のブロックのTublock(チューブロック)の対象年齢は、5歳からです。
ブロックで遊びながらプログラミング【LITALICOワンダー】とは
【LITALICOワンダー】は、幼稚園年長さんから学べるロボットプログラミング教室です。
お子さまの興味や得意、ペースに合わせて、1人ひとりカリキュラムを考案するオーダーメイドカリキュラムの教室です。
教材はレゴ
【LITALICOワンダー】の教材には、レゴが使われています。
レゴで遊ぶことは、想像力と創造力、集中力、空間認識能力などを育む効果が期待できます。
レゴを使ってロボットプログラミングを学ぶことで、様々な力を高めていくことができるでしょう。
無料体験実施中!
5歳から通えるプログラミング・ロボット教室【LITALICOワンダー】では、無料の体験授業を実施しています。
プログラミングを学ぶことは、子どもにとって様々な効果が期待できますから、この機会に体験会へ参加してみませんか。
まとめ
ブロックで遊ぶ効果についてご紹介しました。
ブロック遊びは、知育効果が期待できること、子どもにとって必要な様々な力を育むことなどがお分かりいただけたでしょう。
知育玩具として取り入れることで、遊び感覚で、知育効果を伸ばしていくことができます。
この機会にご家庭での遊びの中に、ブロック遊びを取り入れてみませんか。
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